今日になって、「ホンダがSAF1への支援を打ち切るのではないか?」という趣旨の報道があちこちで出ていますね。
ただ、何れもソースは一個所のようで、「ドイツの報道」とあります。
F1通信:スーパーアグリの運命はホンダが握る
先日のヘレステストでは「ホンダがテストする」とされていた3人のGP2ドライバーをSAF1枠で走らせたり
(これはマイレージ制限に余裕のあるSAF1を活用しようというホンダの方針でしょう)、
そもそもRA108をSA07-5BとしてSAF1に使わせたり、という報道で周囲をヤキモキさせているホンダですが、
そんな行動とウラハラに本当に支援を打ち切る可能性があるのでしょうか?
同誌は、ホンダは2007年サテライトチームの請求書の「半額以上」を支払っていると主張しており、
伝えられるところによると、今週日本本社の上層部がこの状況を話しあうという。
ホンダの和田代表は先日、「来年もSAF1をサポートし続ける」と発言されていたわけですが、
一方でサポートを打切るべきという主張を持った人もホンダの首脳陣の中にいるのは間違いのないところなのでしょう。ニック・
フライはおそらくその後者側の立場にいると思われますが、ロス・ブラウンは果たして?
とにもかくにも、元はと言えばSAF1の資金難が話の根底にあるわけで、
カスタマーカー問題が解決しないが故にスポンサーが付きにくい状況にあるということも言われ続けているのは、まさに事実でしょう。
とは言いながらも、これほどまでに日本企業がスポンサーとして名乗りを上げない状況は、
亜久里代表として想定外だったこともまた事実でしょう。
ただ、一つSAF1サイドに苦言を呈すなら、スポンサーに対してどのような見返りをSAF1として提供できるのか、
今一度考えて欲しい、ということがあります。ただ単に車体にロゴを掲載する、それだけで日本のスポンサーが本当に満足するでしょうか?
そもそもグランプリのTV放映はフジテレビだけ、それも深夜、実際に放映されてもSA07はなかなかブラウン管に映らない、こんな状況下で、
車体ロゴだけでポンと金を出す日本企業が少ないのもまた頷けたりするわけです。
現に、過去スポンサーを務めてくれた日本企業、ANAやアデランスなどの企業がSAF1のスポンサーを務めてくれた中で、
彼ら企業がどの程度の利益を得たのでしょうか?もちろん営利企業ですから、
企業レベルまたは製品サービスレベルでの認知度向上を狙うのは当然のことです。そのために、彼らが日本市場でSAF1を使ったCM・
広告を打ったりイベントを開催した、という事実は多分ないと思います。(裏を取っているわけではないので単に憶測のレベルですが、
たぶん事実でしょう。)
もう一つ、個人サポーターということで一人辺り1万円でSA07のエンドプレートに名前を入れてくれる制度をSAF1が打ち立てた、
ということにも触れておきたいと思います。私はその個人サポーターの一人でしたが、これによって得られた見返りは、
エンドプレートに印字されるイメージのPDFだけでした(毎戦少しずつ違っていたのでその都度PDFが提供されました)。
たったの1万円ですから、大きな見返りを得られるとは元より思っていません。ですが、せめて、
エンドプレートに自分の名前が書かれている実物(マシンの姿が理想ですが、せめてエンドプレートの状態でも)が見たかった。
PDFなんか見せられても、正直、「それで?」と思うだけでした。
繰り返しますが、1万円で見返りを期待する方が悪いかもしれません。でも、何千万も何億も出資してくれるスポンサー企業に対しても、
SAF1が似たような対応をしていたと仮にするとどうでしょうか?特に、
参戦1年目の2006年は電通が間に入ってスポンサー獲得活動をしていたと聞きますが、その電通は2年目の今年、外れているとも聞きます。
もう少し、SAF1(エー・カンパニー?)の自助努力ではなく、その道のスペシャリストのサポートを仰ぐことを考えても良いのではないか?
と個人的に思います。
ウチの会社がスポンサーしてくれれば言うこと無いんですがね・・・
もう少し業績が右肩上がりになってくるまで待って下さい!!亜久里さん。