イギリスGP決勝を振り返ります。
目まぐるしく変わるウェットコンディションを制した者が勝つ、という展開でした。そういう意味では終始波乱含みでしたので、久々に見ていていて少し力が入りました。
オープニングラップ、フロントローのウェバーは力んだかミス。ポールのコバライネンは、ハミルトンの猛追で早々に1位の座を明け渡すという幕開けでした。同チームでここまでやりあうか?昨年のアロンソとの同士討ちを見ているような序盤数ラップでした。
そして、とにかくいたるところで様々な車がスピン!順位がガラガラ変わります。一番ヘマしまくっていたのはマッサ。だれの目にも明らかな、マッサのドライビングの酷さが印象的でした。(そして結果、マッサは完走こそするものの、トップから2周遅れで完走13台中ビリというリザルトでした。またしても株を落としてしまいましたね、マッサは。
残り24周という辺りで、雨が一段と激しくなります。各社急速にペースダウン、そしてスピン、スピン。この天候変化にうまく対応したのが、ホンダとウィリアムズでした。両チームは、すかさず2台の車をピットに戻してタイヤをエクストリーム・ウェットに履き替えさせます。この決断の速さが結果に結び付いたと言えるでしょう。
ただ、元々シルバーストーンではエクストリーム・ウェットタイヤは厳しい(使えないのでは?)と言われていた通り、雨が上がり始め路面状態が改善し始めた終盤、エクストリーム・ウェットタイヤを履いていた車はとたんに苦しくなります。当時2位を走っていたバリチェロは、素晴らしい決断でタイヤをスタンダード・ウェットに戻します。順位は落としましたが、それでもポディウムの一角をキープできたのは、あのタイヤチェンジの賜物でしょう。
一方、エクストリーム・ウェットで走り切ると決断したのが一貴。7位をキープして走っていた終盤、前にアロンソ、後ろにトゥルーリという状態で、アロンソをパスしきれずに逆にトゥルーリにかわされ、8位でフィニッシュというリザルトでした。あのタイヤ状態じゃ仕方ないねぇ、と思う一方、最終ラップでかわされた点を考えると「あともう一踏ん張り、できんかったのかい!」とも言いたくなります。ともあれ、これほど熱い眼差しで一貴を応援したのはこのGPが初めてだった気がします。
最後に・・・ますます以って精彩を欠くのがバトン。バリチェロおじさんが最近息を吹き返して良い所を見せてきているだけに、バトンのダメさ加減が際立ちます。
| Pos | Driver | Team | Time | Pits |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1h39'09"440 | 2 |
| 2 | ハイドフェルド | BMW・ザウバー | + 1'08"577 | 2 |
| 3 | バリチェロ | ホンダ | + 1 22"273 | 3 |
| 4 | ライコネン | フェラーリ | + 1 lap | 2 |
| 5 | コバライネン | マクラーレン・メルセデス | + 1 lap | 2 |
| 6 | アロンソ | ルノー | + 1 lap | 2 |
| 7 | トゥルーリ | トヨタ | + 1 lap | 2 |
| 8 | 中嶋一貴 | ウィリアムズ・トヨタ | + 1 lap | 2 |
| 9 | ロズベルグ | ウィリアムズ・トヨタ | + 1 lap | 3 |
| 10 | ウェバー | レッドブル・ルノー | + 1 lap | 2 |
| 11 | ブルデー | トロロッソ・フェラーリ | + 1 lap | 2 |
| 12 | グロック | トヨタ | + 1 lap | 2 |
| 13 | マッサ | フェラーリ | + 2 lap | 3 |
| クビサ | BMW・ザウバー | Retire | 2 | |
| バトン | ホンダ | Retire | 2 | |
| ピケ | ルノー | Retire | 1 | |
| フィジケラ | フォース・インディア・フェラーリ | Retire | ||
| スーティル | フォース・インディア・フェラーリ | Retire | ||
| ベッテル | トロロッソ・フェラーリ | Retire | ||
| クルサード | レッドブル・ルノー | Retire |

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