ヨーロッパGP決勝を振り返ります。
個人的に、全ドライバーにとって初体験でありハーバーサイドのスリリングなストリートコースということで、楽しめるレース展開を勝手ながら期待してました。しかし、その期待は裏切られることに。ほとんどコース上でのバトルは見られず、トラブルもほとんどなくペースカーの導入はなく、退屈なレースでした。それは、地上波放送を生で見てしまった自分に腹立たしい思いを感じるほど。
私が思うに、このレースのポイントは3箇所でした。
一つは、一周目のアロンソのリタイヤ。スタートで失敗した一貴はアロンソに抜かれたものの、アロンソの後ろにピタリと付け、結局コーナーでのブレーキングが間に合わずアロンソのリヤに追突。リヤウィングを失ったアロンソはピットに戻り修復を試みるも、結局コースに復帰することなくリタイヤに終わってしまいました。アロンソにとっては今季2回目の母国グランプリ。スタンドにはアロンソ目当ての熱狂的なファンがあふれています。一貴は、このグランプリで一番絡んではいけない相手に、それも超序盤で絡んでしまったわけです。スペインのファンの一貴に対する怒りたるや、相当なもののはずです。
二つ目の山場は、マッサの2回目のピットイン。ピットアウトの瞬間、後ろからやってきたスーティルとピットレーンを併走。あわや接触かという感じになったがマッサが最終的に譲ることに。そして、これが後にレース後の審議対象となり、レースを制したマッサはリザルト剥奪はなかったものの、1万ユーロの罰金を科せられることに。この辺りの罰則ルールはあまりに分かりにくいですねぇ。
最後の山場は、終盤のライコネンのリタイヤ。前戦ハンガリーGPでマッサが完走目前でエンジンブローリタイヤを喫しただけに、ライコネンのエンジンブローにはフェラーリエンジンに対する不信感を感じざるを得ません。
| Pos | Driver | Team | Time | Pits |
|---|---|---|---|---|
| 1 | マッサ | フェラーリ | 1h35'32"339 | 2 |
| 2 | ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | + 5"611 | 2 |
| 3 | クビサ | BMW・ザウバー | + 37"353 | 2 |
| 4 | コバライネン | マクラーレン・メルセデス | + 39"703 | 2 |
| 5 | トゥルーリ | トヨタ | + 50"684 | 2 |
| 6 | ベッテル | トロロッソ・フェラーリ | + 52"625 | 2 |
| 7 | グロック | トヨタ | + 1'07"990 | 1 |
| 8 | ロズベルグ | ウィリアムズ・トヨタ | + 1'11"457 | 2 |
| 9 | ハイドフェルド | BMW・ザウバー | + 1'22"177 | 2 |
| 10 | ブルデー | トロロッソ・フェラーリ | + 1'29"794 | 2 |
| 11 | ピケ | ルノー | + 1'32"717 | 1 |
| 12 | ウェバー | レッドブル・ルノー | + 1 lap | 1 |
| 13 | バトン | ホンダ | + 1 lap | 1 |
| 14 | フィジケラ | フォース・インディア・フェラーリ | + 1 lap | 1 |
| 15 | 中嶋一貴 | ウィリアムズ・トヨタ | + 1 lap | 2 |
| 16 | バリチェロ | ホンダ | + 1 lap | 1 |
| 17 | クルサード | レッドブル・ルノー | + 1 lap | 2 |
| ライコネン | フェラーリ | Retire | 2 | |
| スーティル | フォース・インディア・フェラーリ | Retire | 2 | |
| アロンソ | ルノー | Retire |

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