2008年12月アーカイブ

F1界にとって激動だった2008年があと15時間程で終わろうとしています。そして、新たな年が始まります。

2008年のF1界を簡単に振り返りますと、何と言ってもSAF1とホンダの撤退が衝撃的でした。SAF1の撤退が発表された2008年5月6日、私は本田技研工業・青2297-s山本社前で、仲間たちと共に無言のアピール活動を続けていました。その心の叫びも空しく鈴木亜久里代表が青山ダイヤモンドホールにて撤退を表明。かつてない空虚感が私の心を襲う出来事でした。

翌日5/7は、スポーツ新聞を全紙購入。各紙、SAF1撤退を大きく報じていました。

5/22には、亜久里代表がフジテレビBSの「こちらスーパーアグリF1広報 室」の最終回に生出演。その亜久里さんに感謝の気持ちを伝えたいという一心で、他のファン共々、フジテレビ前に集結。皆で気持ちを亜久里さんに伝え、亜久里さんからの直接の言葉ももらうことができました。

撤退が表明された直後は空虚感ばかりでしたが、今となっては、鈴木亜久里代表に琢磨、その他チーム関係者やチームを支えてくれたホンダや各スポンサー(特にサマンサタバサの社長さん)には、夢0721-sを与えていただいたことに感謝、感謝です。亜久里さんがF1参戦を発表したあの日から、一貫して応援してきました。2006年初参戦の直前に表参道をジャックしたイベントは、それこそ心躍るひと時でした。SAF1のことは、一生涯忘れません。

2008年F1グランプリに話を戻しますが、初開催のグランプリが2つもあったことは楽しかったですね。バレンシアについては前評判よりも実際のレースが退屈でしたが、シンガポールのナイトレースは目茶目茶きれいだし、抜き所もあって楽しめました。

次に日本グランプリ。富士スピードウェイがカイゼンの髄を見せつけた2年目の開催でした。昨年の初開催には満を持して駆け付けた私ですが、あまりの辛かった観戦に今年はパス。でも、カイゼンっぷりは肌で感じたかった気もします。

そして、2008年F1グランプリのクライマックスは最終戦、ブラジルグランプリ。マッサとハミルトンのラスト10周の雨が降る中の攻防というか、一喜一憂というか、ファイナルラップの最終コーナーでチャンピオンが入れ替わることになったとは、あまりに劇的というか、漫画でも描けないようなシーンでした。ハミルトンにはおめでとうと言いたいです。

そして、2009年・・・・・

2008年シーズン終了前後の9月、11月、12月にはトロ・ロッソが琢磨をテスト。琢磨がトロ・ロッソの2009年STR4シートに収まる事は未だ正式発表されず、とうとう年越しになってしまっている状況下ですが、ファンとしては期待を込めて待ち続ける他ありません。楽しみにしてます。

2009年シーズンの楽しみは、何と言ってもレギュレーションの変更。ウィングレットとも呼ばれる細かな空力パーツが禁止され、タイヤもスリックへ。あと、鈴鹿に戻ってくる日本GPも楽しみですし、アブダビでの初開催も楽しみです。

この新たな一年のバトルに琢磨が加われることを信じ、ホンダ後継チームが無事参戦できることも信じ、2009年3月29日のオーストラリアでの開幕を心待ちにしたいと思います。

2009年も、F1から目が離せません!!
2009年も、引き続きよろしくお願いいたします。

formula-web.jp:元SAF1責任者,フェラーリへ

超久々のSAF1ネタです。
記事によると、元SAF1チームマネージャのマイケル・アインズリー-カウルショー氏が、フェラーリに移籍することになったそうです。

アインズリー-カウルショー氏、すみません。知りませんでした。

ということで、久々にsaf1.co.jpサイトを訪れた所、「キーパーソン情報」の所に確かにいらっしゃいました。

このようなニュースは、一重に嬉しいですね。次なる再就職のニュースは・・・琢磨か??

 

2009年のGP2メインシリーズのスケジュールと参加チームが発表になりました。

また一方では、FIAのカウンシルで、創設予定のF2のスケジュールが承認されました。(F2については、その実現性も含め未だよくわかりませんが。)

驚いたのは、2009年9月のイタリア。
9/12~13は、モンツァサーキットにて、GP2がF1のサポートレースとして開催されます。
そしてその一方、その翌週9/20にはイモラサーキットにて、F2が開催される強行スケジュールになっています。
F2の翌週にF1ならともかく、F1の翌週にF2をやって盛り上がるのか疑問です。

さてさて、もっと根本的な疑問。F2というのが実現性が本当にあるのでしょうか?

2009年GP2カレンダー

Rd.DateCircuitCountry
Test03月11日-13日ポールリカールフランス
Test03月23-25バルセロナスペイン
105月09日-10日バルセロナスペイン
205月22日-23日モンテカルロモナコ
306月06日-07日イスタンブールトルコ
406月20日-21日シルバーストーンイギリス
507月11日-12日ニュルブルクリンクドイツ
607月25日-26日ブダペストハンガリー
708月22日-23日バレンシアスペイン
808月29日-30日スパ・フランコルシャンベルギー
909月12日-13日モンツァイタリア
1009月19日-20日アルガルブポルトガル

2009年フォーミュラ2カレンダー

Rd.DateCircuitCountry
1 & 205月31日バレンシアスペイン
3 & 406月21日ブルノチェコ
5 & 606月28日スパ・フランコルシャンベルギー
7 & 807月19日ブランズハッチイギリス
9 & 1008月16日ドニントンパークイギリス
11 & 1209月06日オッシャースレーベンドイツ
13 & 1409月20日イモライタリア
15 & 1610月1日バレンシアスペイン

ブエミが、チームメイトとしてバトンを希望しているようです。

F1キンダーガーテン:ブエミ、チームメイトにバトンを希望

まだ正式にトロ・ロッソの正ドライバーに決まったわけでもないのに、正ドライバー気取りですか、そうですか。良い身分ですね。

しかも、「チームメイトは強いほうがいいと思ってるんだ。だから、バトンがチームメイトになってくれるといいね」とコメントしたそうじゃありませんか。

それって、バトンが、琢磨にもブルデーにも勝るって言っているわけで。とんだ偏見です。こういう輩をチームメイトにすることになるであろう琢磨には、ギャフンと言わせてやってほしいものです。

ItMediaというIT系ネット媒体が運営しているビジネスコンテンツ、「ビジネス通信 誠」。

このビジネス媒体で、12/15付で大きく以下の通りホンダの撤退ネタが取り上げられていました。

ホンダのF1撤退会見で今宮純さんが話したこと
緊急会見でF1からの撤退を表明した本田技研工業(ホンダ)。記事には書かなかったが、会見の質疑応答でホンダの福井威夫社長とモータースポーツジャーナリストの今宮純さんとの間で印象に残るやり取りがあったのだ。(12月15日掲載)

なんでも、ビジネス媒体である同サイトのアクセスランキング10位にホンダF1撤退の記事が食い込んだそうで。先日日経新聞にもそれなりの大きさで記事が載っていたりもしましたし、やはりそれだけ大きな(衝撃的な)ニュースだったのだなぁ、と今更ながらに痛感する次第です。

この記事の内容ですが、ホンダF1撤退記者会見の質疑応答の大トリで登場した今宮純さんの事を大きく取り上げています。

興味深く、記事を拝読させていただきました。

バトンは、ホンダがF1から撤退し来シーズンのシートが決まっていないにも関わらず、他チームへの移籍に興味がないと語っているそうです。バトンは、チームの将来が決定するまでチームに留まるつもりだとのことです。

期しくも、フォース・インディアが2009年ドライバーラインアップを正式発表した折です。残る未確定チームは、トロ・ロッソと、ホンダ後継チームのみとなってしまいました。

バトンには、自身の発言の通り、ブラックリーのファクトリーに留まってホンダ後継チームの買い手を探し、RA109をオーストラリアのグリッドに並べるべく努力し続けてほしいなぁ、と思います。

そんな折、PSAプジョーシトロエンがホンダF1チーム買収に興味を抱いている模様、との報道が入ってきました。(F1-Gate.comなど

これら報道が事実なら、PSAプジョーシトロエンは、買収の条件として、セバスチャン・ブルデーにシートを与えることとしている模様です。

ブルデーを推すPSAプジョーシトロエンの動きが事実なら、この買収のカギを握るのはトロ・ロッソになるのかもしれませんね。仮にトロ・ロッソがブルデーを起用したならば、PSAプジョーシトロエンがホンダ後継チームを買収する目的の大きな柱がなくなるわけですから。

逆に言うと、ブルデーがトロ・ロッソのシート確保に失敗しそうな情勢だからこそ、PSAプジョーシトロエンはホンダF1チーム買収を狙っていると考えることもできます。(琢磨のトロ・ロッソシート獲得はまた一歩前進か?)

2009年F1選手権のドライバーシートが確定していなかったフォース・インディア。

マクラーレンBチーム化したフォース・インディアにはマクラーレン系ドライバーが加入するのではないかとのうわさが絶えなかったわけですが、ようやくその話題に終止符が打たれました。

ドライバーは、2008年と同一。
ジャンカルロ・フィジケラ、エイドリアン・スーティル、そしてテスト兼リザーブドライバーにビタントニオ・リウッツィが引き続き起用されることが、発表されました。

スペイン・ヘレスサーキットでの合同テスト3日目(最終日)が終わりました。

この日は終日天候に恵まれたようで、ブエミ・琢磨共に100周を超える周回数をマーク。午前中はパフォーマンスラップ。

最速ラップの出し合いで、タイムシート状の抜きつ抜かれつが見られました。午後はロングラン走行のテストに変わったためタイムシート上は面白くありませんでしたが、3日間を通してノートラブルで終えたSTR3のスタビリティは称賛に足るものでしょう。(とはいえ、未だ2009年型の車を投入できていないという意味では、スタビリティがあって当然とも言えますが。)

さぁ、これで琢磨本人にできることはやりつくしました。あとはコマーシャルマネージャのマシューに頑張ってもらって、我々としては良いクリスマスプレゼントを待ちたいと思います。

以下の情報ソースは、例によってhttp://www.f1today.nl/live-update/2008/12/11/circuito-de-jerez/より。17:06現在(最終)の情報です。

TesttijdenUpdate: 17:06
  coureurteamwagentijdverschil# 
1.S. BuemiToro RossoSTR31:17.258 138pit
2.T. SatoToro RossoSTR31:17.520+0.262119pit
3.H. KovalainenMcLarenMP4-231:18.049+0.79196pit
4.K. RäikkönenFerrariF20081:18.782+1.52482pit
5.F. MassaFerrariF20081:19.050+1.79272pit
6.F. AlonsoRenaultR281:19.319+2.061124pit
7.N. RosbergWilliamsFW301:19.388+2.130130pit
8.P. de la RosaMcLarenMP4-23K1:19.499+2.24147pit
9.R. KubicaBMW SauberF1.08B1:19.559+2.301134pit
10.C. KlienBMW SauberF1.08B1:19.738+2.480101pit

 

F1通信:佐藤琢磨、2009年シートには資金が不可欠と認める

TopNews.jp:F1 : ブルデー、資金調達に奔走

ブルデーに関しては、先のカタロニアでのテスト前辺りから「資金力が全て」と言い続けていましたが、琢磨の方は、従来はそのような論調ではありませんでした。

ところが、これまで「兼ねでシートを買うのは僕のポリシーに反する」といってた琢磨さえも、資金提供止む無しという流れになりつつあるようです。

琢磨にとってそれが意に反する所であるのは間違いないはずですが、こうなった以上、マシューにも頑張ってもらって、しっかりとシートを手中に収めていただきたいともいます。応援してまっせ!

<ご参考>
TCM2008 生録 No.06 「金でシートを買うのは僕のポリシーに反する」
TCM2008 生録 No.09 「ブルデーに『なぁに甘いこと言ってんだよ』」
TCM2008 生録 No.10 「トロ・ロッソ入りは、心配はしていない」

 スペイン・ヘレスサーキットでの合同テスト2日目が終わりました。

午前中はそれまでのウェットコンディションの影響が残り走行が限られたブルデー。初日もウェットコンディションだったこともあり、トロ・ロッソチームは急きょ、午後もブルデーの起用を継続することに。

そして、琢磨がブルデーから車を引き継いだのは15時30頃。17時までの約90分間で、ロングランのテストとスリックタイヤのテストを行い、ブエミに次ぐ2番手タイムをマークしました。

しかも、琢磨はオープニングラップを含む序盤4周だけで、既にブルデーを上回るタイムをマーク。与えられた環境の中で、すぐにベストパフォーマンスを発揮できる琢磨の実力が際立ったと言えるでしょう。

なお、ブエミの方ですが、終盤の走行で縁石に乗り上げマシンにダメージを与えたとのことで、そこで走行を終えています。チームはその日の内にマシンを修復するとのことなので3日目に影響は無いものと思われます。

にしても、ブエミはお疲れでしょうかね?
3日目はブルデーに車を明け渡して、ブルデーと琢磨でガチンコ勝負をさせてみるってのはいかがでしょう?トロ・ロッソさん?

あ、ちなみに、バトンやその他ドライバーがトロ・ロッソSTR3をテストドライブしそうな雰囲気は、このテストに関してはなさそうな雰囲気ですね。
(っていうか、2日目琢磨は90分しか走れなかったんですから、3日目はフルに走らせてもらわないと困るってものです。あとは天候が良いことを祈ります!)

以下の情報ソースは、例によってhttp://www.f1today.nl/live-update/2008/12/10/circuito-de-jerez/より。17:17現在(最終)の情報です。

TesttijdenUpdate: 17:17
  coureurteamwagentijdverschil# 
1.S. BuemiToro RossoSTR31:18.073 128pit
2.T. SatoToro RossoSTR31:18.601+0.52837pit
3.S. BourdaisToro RossoSTR31:18.673+0.60081pit
4.P. de la RosaMcLarenMP4-231:19.032+0.95978pit
5.K. RäikkönenFerrariF20081:19.334+1.26189pit
6.H. KovalainenMcLarenMP4-23K1:19.631+1.55864pit
7.F. AlonsoRenaultR281:19.907+1.834105pit
8.N. RosbergWilliamsFW301:20.309+2.236122pit
9.N. HeidfeldBMW SauberF1.08B1:20.365+2.29287pit
10.F. MassaFerrariF20081:20.490+2.41727pit
11.R. KubicaBMW SauberF1.08B1:20.954+2.88138pit

 

スペイン・ヘレスサーキットでのテスト初日が終わりました。

バトンが参加するかも?との噂が飛び交ったトロ・ロッソですが、初日については、予定通り、ブエミとブルデーの2人が登場しました。
ちなみに、2日目は午前中がブエミ+ブルデー、午後がブエミ+琢磨の予定です。そして、3日目が終日、ブエミ+琢磨の予定です。この予定にバトンが割り込んでくる可能性がまだあるのでしょうか?

さて、初日テスト結果ですが、トロ・ロッソの1-2となりました。ブエミが1番時計で、ブルデーが2位。二人の差は、0.546秒でした。

午前中序盤は霧が出てウェットコンディション。さらに午後3時過ぎには激しい雨が降り再びウェットコンディションという難しい一日だったようです。2日目は、何とぞ良い天候に恵まれて、ブルデー(午前)と琢磨(午後)の比較が見えやすいコンディションになりますように。そして何よりも、琢磨が予定通り走れますように。

以下の情報ソースは、例によってhttp://www.f1today.nl/live-update/2008/12/09/circuito-de-jerez/ より。17:09現在(最終)の情報です。

TesttijdenUpdate: 17:09
  coureurteamwagentijdverschil# 
1.S. BuemiToro RossoSTR31:18.742 91pit
2.S. BourdaisToro RossoSTR31:19.288+0.54677pit
3.G. PaffettMcLarenMP4-23K1:20.134+1.39226pit
4.P. de la RosaMcLarenMP4-23K1:20.164+1.42221pit
5.K. RäikkönenFerrariF2008K1:20.261+1.51947pit
6.N. HeidfeldBMW SauberF1.091:20.678+1.93649pit
7.K. NakajimaWilliamsFW301:21.336+2.59456pit
8.N. Piquet Jr.RenaultR281:21.547+2.805123pit
9.C. KlienBMW SauberF1.091:22.098+3.35615pit

 なお、本稿では12/9をヘレステストの初日としていますが、実際には12/8にもテストが行われています。
12/8にドライブしたのはウィリアムズのダニ・クロス(F3ドライバー)のみでしたので、この日の事は例外的扱いとさせていただいています。悪しからず。

F1通信:ウィリアムズ、「カスタマー・マシン」規約緩和に反対

ウィリアムズのアダム・パー社長が、改めてカスタマーカーに対する反対意見を述べました。

ウィリアムズがカスタマーカーに反対姿勢なのは今に始まった事ではないので大した驚きはありませんが、驚いたのは、以下の発言(提案)。

「チームがグリッドにマシンを3台並べることもできる。8チームが3台出走させれば24台になり、今年より多くなる」

なるほど、なるほど・・と思ってしまいました。こういうアイディアも有りかもね、っと。

って、そうなった場合、各チームもう一人正ドライバーを雇わなければならないじゃないですかっ!!

Honda Racing F1チームによる公式コメント全文です。

本田技研工業(株)の福井威夫社長が5日に東京で行ったF1からの撤退表明を受け、チーム首脳とジェンソン・バトンは以下のコメントを発表した。

ニック・フライ

「本田技研工業の発表はもちろん残念だが、現在の世界経済状況とそれが自動車市場に及ぼす影響を考えてやむなくこの決断に至ったということは皆、理解している」

「昨夜のミーティングはチーム全員にとってつらいものだった。だが、今日のブラックリーの様子を見ると、早くも今後に向けた確固たる決意が芽生えているようだ。Honda Racing F1 Teamの首脳陣としては、チームの将来のためにあらゆる努力をするつもりだ。また、ここブラックリーで働く素晴らしいスタッフたちも、引き続き強力にサポートしてくれるものと思っている。この24時間にスタッフたちが見せてくれたチーム、F1に対する姿勢は称賛に値する。私がどれだけ彼らを誇りに思っているか、この機会に伝えたい」

「2009年のF1シーズンを戦うRA109は、ロス・ブロウンの指揮の下で開発された最初のマシンだ。このチームには、ロスがマシン開発を行うに十分なリソース(素晴らしいスタッフや施設)がある。また、メルボルンでの開幕戦に間に合うようHondaが必要な支援を約束してくれていることもあり、新しいオーナーが見つかれば2009年シーズンに大成功を収められると確信している。2009年に向けては既にひとつ新たな有力スポンサーとの契約がまとまっており、他との交渉も順調だ。ありがたいことに支援の申し出は世界中から届いている。チームに向けられたこうした好意の力があれば、今の苦しい経済状況の中でも参戦を続けられる可能性は高いと信じている」

「撤退が報じられて以降、有望な投資家からのアプローチも何件かある。競争力のあるチームを維持させてくれるオーナーを何とか確保したい」

「F1の未来が明るいこと、このチームがその明るい未来の一部となれることは間違いないと私は思う。FOTA、FIA、FOMを含め、F1界は持続可能なあり方を目指して既に動き出している。この取り組みが今後さらに加速していけば、新オーナーにとって、わがチームは非常にいい投資対象となるはずだ。」

ロス・ブロウン

「ブラックリーでは、他チームと比べて非常に戦闘力の高いマシンの開発が進んでいる。2009年開幕からしっかりと力を発揮し、シーズン中もさらなる改善が狙えるよう、RA109の開発を続けていきたい」
「これはまたとないチャンスだ。この2年で十分な投資をした結果、ファシリティはF1界でも屈指の充実したものになっている。優秀な人材もそろっているし、頂点を狙えるマシンもある」
「Hondaはチームを存続させるために何とか力になろうとしてくれている。それに幸い、我々には時間的な余裕がある。もっと開幕に近い時期だったら、ずっと難しい立場に置かれただろう。今、新しいオーナーになれば、来年のタイトルを狙えるチームが手に入る。最高のチャンスだ。ファシリティの充実度はF1界屈指で、スタッフの質も他のどのチームにも負けない。来年に向けて素晴らしいマシンの開発も進んでいる。我々が目指すのは頂点。同じ野心を持った出資者を見つけたい」

「今日、この困難な状況に置かれながらも勇気と不屈の精神を見せてくれた、ブラックリーのスタッフたちに感謝したい。このチームの一員であることを誇りに思う」

ジェンソン・バトン

「言うまでもないだろうが、昨日のニュースは本当にショックだった。一日やそこらで受け止めきれるものではないが、今日はとにかくここブラックリーに来て、6年間僕を支えてくれた頼れる仲間たちの力にならなければと思った。何日かすればもっと自分の考えを話せるだろうが、今日のところはこの素晴らしい仲間たちのことしか頭にない」

(Honda Racing F1 Team プレスリリース)

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第14弾です。

「今後、アロンソに何回でも勝ちましょう!」


前回へ

司会 えぇ、皆さんからまだまだ聞きたい所ではございますが、この辺で質問コーナーの方は終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。
そしてここまでお付き合い頂きました大谷さんに最後一言頂いて、と思いますが?
大谷

一言も、二言もね。来年に向けては言いたい事は沢山ありますよね。だけど、でも本当にやっぱり今回のバルセロナテストには行きたかった。行ければ良かったと思う。だってあんなに良い走りをしてくれた琢磨君。それを見ておけばよかったなぁと正直言って思っていますし。それが、絶対チームには伝わっていると思いますね。ちょっと僕独自の情報チャンネルで仕入れたところによりますと、今回の琢磨君がテストに呼ばれたのは、主に技術系の人たちが琢磨君の実力をもう一回見てみたいという、そういう要望があった中で琢磨君呼ばれたって聞いています。そこに琢磨君は多分しっかり応えて、万点以上の答えを出して来たと思います。
さっきアロンソの話が出たけど、一回勝っただけじゃだめ!(会場大爆笑)
何回も何回も勝ちましょう!そういう琢磨君を来年見たいな、と思ってます。頑張ってください!

琢磨 ありがとうございます!
司会 ありがとうございましたぁ。大谷さんでした!
皆さんからも今回は色々なご質問が出て、ねぇ。。でも、琢磨さんから聞く技術的な話ってすごく分かりやすいと思いませんか?
琢磨 いやぁ、でも久しぶりですね、なんか。今日のミーティングはかなり、うん・・・
司会 琢磨講座くらいの。別料金取っても良いくらい。
琢磨 技術ミーティングですね、うん。
司会 でも、それを踏まえて、琢磨さんが走っているところを見たいなぁ~~
琢磨 がんばります!



この後、お楽しみ抽選会と、そして握手会。
最後に、フィナーレでサプライズあり!
最終、第15弾に続く・・・

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第13弾です。

「スリックタイヤは、楽しかった!」


前回へ

司会 最後にもう一方だけ!
Fan12 テストの時にスリックタイヤを履いて走っていたと思うんですけれども。スリックタイヤって楽しかったですか?
琢磨 そうですね。またずいぶん技術的な話になっちゃう。(笑)
楽しかったですよ。すごい楽しかった。何って言ったら良いかな、基本的にはグリップレベルが凄い高いんですね。今まではグルーブドタイヤっていって線が入っていて路面に接していなかった部分が、接しているんでね。基本的にはもちろんグリップも上がるんだけれども、逆にもう一回タイヤの勉強をし直さなきゃいけないなと、再確認しましたね。
でチームはこれまでのグルーブドタイヤのノウハウはいっぱい蓄積しているわけだけれども、それを元にスリックタイヤを履いても、必ずしも、僕らが思い描いていたように(結果が)跳ね返ってくるとは限らないんですね。今回も色々なセットを試しながら、ハンドリングを変えてみて、それに対してタイヤがどうなっていくのかっていう特性を見極めるテストがメインだったんだけど。まぁ僕にとってはそういう作業はすごく楽しかったですね
ブリヂストンのエンジニアと話したんだけれども、今年はソフトとハードと2種類使い分けなきゃいけないんだけど、パフォーマンスが近すぎて、どっちのタイヤでも結局同じような結果になってしまう所が多かったんですよね。で、来年はわざと、特性を変えて引き離すらしいです。だからソフトとハードの特性が顕著に違う。例えば、カナダとかね。カナダのレースの時なんかまさにそうでしたよね。ソフトタイヤは一瞬のグリップはあるけどすぐにボロボロになってしまう。ハードタイヤはなかなかグリップは出ないけどコンシスタントに走れる。で、そういう風に差をつけて、レースをより盛り上げようとしているみたいですね。
あ、そうだ。びっくりしたのが、ピットリミッターの速度制限が変わったんですよね。
大谷 え?
琢磨 知らなかったですか?僕も知らなかったんですけど、今まで80キロに制限されてて。それは、昔は100キロだったのを80キロにしたの。それは安全性だっていうことでやってたんだけど。来年100キロなんですよ。
大谷 え?どうしたの?
琢磨 とにかくピットロスの時間を短くして、やっぱり盛り上げようっていうんだけど。すっごい速いんですね。
大谷 100キロは速い?
琢磨 100キロは、はっやい!ピットレーンの速度差20キロって凄いです。
大谷 壁すぐ近くにあるしね。
琢磨 それもあるし、あと、ピットボックス、要するにメカニックたちがタイヤ交換するあそこに飛び込んでいく速度が全然違って。で、その昔、昔は、ピットリミッターの制限が無かったんですよね。
大谷 へぇ!
琢磨 そうなんですよ。
司会 運転する側も怖いし、待っている側もだし。
琢磨 ちょっと危ないですよね、確かに。
だから、もう、200何十キロでピットレーンに入ってきて、タイヤ交換してピットアウトする時には250キロとかっていう世界でしょ。
司会 漫画みたいな世界ですよね!
琢磨 すっごいですよね。まぁそれやれとは言ってないですけど、ちょっとびっくりしましたね。色々来年は変わるみたい。
司会 ぜひ楽しみしていただければと思います!



第14弾に続く・・・

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第12弾です。

「来年の車?カッコ悪い!ニューウェイに手紙書こうかな」


前回へ
本編は、質問コーナーで、あるファンからの質問に答える内容の後半です。

琢磨 で、Bの付く車?に限らず、あれはカッコ悪いよ。あれは勘弁して、と思う。あれはダメ。
司会 見た目的に?
琢磨 ダメ、ダメ。F1はカッコ良くないと。やっぱり夢を乗せて走るクルマだし。あのリアウイングもおもちゃみたいだし、フロントウィング、何あれ?(笑)
レギュレーションなんであんな風にしちゃったのかなって。テクニカルディレクター達が集まって、追い越しを可能にするため、カッコ悪くするんじゃなくて、今のF1はあまりに空力に対してものすごく敏感なので、ちょっとでも空気の流れがかわると、あっという間にダウンフォースがなくなっちゃう。そういった意味では、物凄くシンプルにして、前のクルマの真後ろに付いたときに、少しでも空力による影響を落とそうと、フロントにたくさん空気を当てて、リアもちょっとでもウイングを高い所に上げてあげて、ダウンフォースを失わないようにという事なんですど。何かもうちょっとうまいやり方があったんじゃないかなと。
司会 基準みたいのないんでしょうかね?カッコ悪いのはダメみたいな。
琢磨 あったんですよ。F1は昔ティレルやアローズがやったけど、色んなウィング付けた時に、「カッコ悪いからダメ」って言ったんですよ。
司会 じゃまたそれを・・・
琢磨 今の時点でレギュレーションはそんなに大きくは変えられないと思うので、2009年はあの形でいくのかもしれないけど・・・まぁすぐに戻ると思いますよ?(笑)
大谷 琢磨君、何かみたいだねぇって言ったじゃないですか?あの車みて。
琢磨 ジャーナリストとかフォトグラファーっていうか松本浩明さんなんですけど。(笑)
コースサイドに出てってね、なんか“ちり取り”が走ってきたみたいだと言ってましたね。
司会 ”掃除機”っていう案もあったんですけど、”ちり取り”案ですか?
琢磨 ちり取りでも掃除機でも、とにかく何でも吸収しちゃうみたいなね。まぁ幸いなことにコックピットからは見えないんで、うん。視界は良好だし、大丈夫。まあまあ走ればいいんですよ。
司会 大勢に影響はないという感じで。
Fan11 来年の、乗れるだろうマシンがカッコ良いことを祈ります。
琢磨 そうですね、本当に僕もそう思う。これからちょっとニューウェイに手紙書いちゃおうかな。あの人、カッコいいクルマを作るの得意だから。
これちょっと話脱線しますけど、今のF1の世界は、スーパーコンピューターを使ってCADで自動的に何回も何回も空力をシミュレーションして。すごいんですよ。1枚のフロントウイングを作るだけでも、コンピューターに計算させて、どういう形が一番効率が良いかっていうね。それ何日もかかるんですよ。それで、何日かかって計算出たものに対して、その空気の流れがじゃあ後ろのパーツにどう影響を与えるかをまた何日も計算して、それで作っていくんですよ。だから凄い大変な作業なんだけども、全部基本的に全部スーパーコンピューターを使っていくんですよね。コンピューター任せでやっていく。だけど、エイドリアン・ニューウェイは、いまだに鉛筆なんですよ。
大谷 彼、事務所にコンピュータ無いらしいですしね。
琢磨 本来そうあるべきなんだろうなと思うけど。もちろんだからって、鉛筆だけで全部作るわけじゃないんですけど。基本的には、コンセプトは彼が鉛筆で書く。で、そのデザインに沿って、各デパートメント(部門)でコンピューターでシミュレーションされるんだけども、もうだいたい彼が描いた通りに上がってきちゃうみたいですね。
大谷 合ってるんだね。
司会 職人ですね。
琢磨 本当に凄いなと思って。要は、フィーリングってありますよね?レースの世界で基本的に共通しているのは、トップを走る車はどんな車でもカッコ良くみえてしまう。速いクルマは究極の機能美じゃないけど、結果として美しく見える傾向があるんだけど、ニューウェイの車は美しいよね、カッコいいよね。レッドブルが“青いマクラーレン”と言われていた時があったけど、最初はパフォーマンスがあがらなかったけど、とにかくルックスだけは凄く良くて。とにかく彼らエンジニアもそれは納得している。“見かけはいいんだけどね”って。でも、それに裏付けられるようにしっかりと走って、こうやって年月が経つと、それがやっぱり機能して、ああいう風に結果を出せるというね。僕は信じてます。
司会 楽しみです!
大谷 ニューウェイ!フェラーリ!***(琢磨)!
琢磨 だから、フェラーリは!!
大谷 フェラーリは言っちゃいけない?
琢磨 あのね、みんなちょっと誤解してる。もちろんパワフルなエンジンですよ。でもね、F1は難しい。エンジンパワーって言うのは本当に見えないですね。何でかって言うと、空力が邪魔なんですよ。F1のエンジンパワーが物を言う速度域って言うのは、結局パワーがありすぎて、タイヤが空転してしまう。だからドライバーはフルスロットルに出来ないんですよね。そうするとどんなエンジンでも基本的なパワーは測れないでしょ。その後ようやくグリップし出して、全開にしてシフトアップしていく。でもその頃には空力が邪魔してて、抵抗が少ない車が速くなってしまうんですよね。
大谷 エンジンパワーがカバーされっちゃっているわけね。
琢磨 そう。だから、根本的には抵抗はあるけれども、必ずしも順位がエンジンパワーに反映されるとは限らない。
ただ、一つ言えるのは、フェラーリのエンジンが凄いなと思ったのは、これは比較でも何でもないので言いますけど・・・ドライバビリティが素晴らしい。
大谷 ドライバビリティ・・・運転しやすい?
琢磨 そう。どういう事かって言うと、要はアクセルを踏んっていった時に、踏んだ通りにエンジンパワーが出る。何か普通の、当たり前のことを言っているように聞こえると思うけど。
司会 運転する側からすると凄く気持ち良い?
琢磨 えぇ、そう。気持ち良いだけじゃなくてすごく大事なんですね。何が言いたいかって言うと、要するにF1マシンっていうのは極限のパワーだけを求めているんで、踏んだ通りにパワーが出てこないんですよ。だからパワーの曲線がこういう風になだらかな線じゃなくて、ちょっと波打っているんですね。それを今までは補正しながら走っていたんだけれども、そういうものが今「一切だめ」って言われて、エンジンの素の素性が顔を出してきて。で、そこに来るとピークパワーも大事なんだけれども、如何にドライバーの意思に沿ったエンジンパワーを出力するかで全然印象が変わるんですよ。
大谷 つまりコーナリング中に、ちょっと踏んで、滑り始めにちょっと戻すっていう微妙な操作を受け付けてくれる、って感じ?
琢磨 そう。そういう意味では、びっくりした。
大谷 良いエンジンなんだ・・・
琢磨 そう!!(会場笑い)
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第13弾(質問コーナー⑦)に続く・・・

噂が事実なら、バトンはホンダとの契約解除に伴い、違約金を受け取ることになるとみられます。

一方、現在ドライバーラインアップが決まっていないトロ・ロッソですが、資金面で苦しい所であり、資金を持ち込めるドライバーが有力との報道が兼ねてからされています。

もしも、バトンがホンダから受け取る違約金をそのままトロ・ロッソに持ち込むようなことがあると・・・ トロ・ロッソ首脳陣はバトンを最有力候補として扱うように頭が切り替わってしまうことが懸念されます。

もしもそうなると、琢磨はどうなってしまうのでしょうか?

ここは一つ、3つあると言われるホンダF1チーム購入希望者、とりわけリチャーズ氏に頑張っていただいて、早期に買収交渉をまとめ上げてほしいものです。さすれば、バトンもその新たなチームに留まることでしょう。

ところで、明日12/8からヘレスで行われるテストですが、当然ホンダは欠席になります。問題はトロ・ロッソ。報道ではまたしてもブエミ、琢磨、ブルデーの3名がSTR3を駆るようになっています。しかしながら、一方では本家レッドブルの方でウェバーの骨折に伴うテストドライバー不足の問題がありますので、ブエミはレッドブルのテストの方を手伝うという憶測も。そんなトロ・ロッソのテストに、バトンが加わってくる可能性は否定の余地がありません。

そして、もしかすると、セナとバリチェロも参戦してくるかも???

ますます混迷を深めそうな、トロ・ロッソのシート争いです。

プロドライブのデビッド・リチャーズ氏。2007年F1シーズンからのF1参入を目標にチーム立ち上げを画策するも、カスタマーカー問題によりマクラーレンのシャシーを入手することが難しくて断念した人物です。

そして、リチャーズ氏は、ホンダF1の前身であるBARホンダのチーム代表を務めていたこともあった人物です。要するに、肉蠅の前任ということになります。琢磨がBARホンダ時代に全幅の信頼を寄せていた人物でもあり、2004年アメリカGPで3位入賞を果たした時のボスでもあります。

そんなリチャーズ氏が、F1撤退を発表したホンダチームを購入するのではないかとの噂が。何といっても、福井社長は売却額よりもチームの存続を望んでいるわけで、購入する側から見ればこれほど魅力的な話はありません。SAF1の時と違って、チームの負債を一切背負い込む必要がないのですから。

チームは既に2009年に向けた車作りを他チームに先駆けて進めていて、この車が消えてしまうのは何とももったいない。また、ホンダは立派な風洞も先般立ち上げており、これら設備の充実も購入する側の立場には魅力的に映るはずです。

問題があるとすれば、エンジン供給かもしれません。ホンダは2009年を戦い切るだけのエンジンを持ち合わせていないため、ホンダエンジンを使うとしても2009年シーズン途中までが限界。となると、他のエンジンサプライヤからの供給を受けなければなりません。

ここで噂されているのが、フェラーリからのエンジン供給。フェラーリは元々、フォース・インディアとトロ・ロッソにエンジンを供給していたわけですが、2009年からは供給先がトロ・ロッソのみになります。つまり、供給に余力が出るということです。加えて、現ホンダF1チームの参謀、ロス・ブラウンはフェラーリチームの出身であり、強いパイプを持ち合わせていると考えられます。

リチャーズ氏率いるホンダF1チームをベースとしたF1チーム、見てみたいです。
何より、18台しかグリッドに車がない状態は、見る側からすれば勘弁願いたいです。

はてさて、どうなりますやら?

GP2アジアラウンド第2戦、ドバイでのレース1が行われました。予選ポールからスタートした小林可夢偉が、ポールトゥウィン!可夢偉、一時は3位まで落ちたようですが、その後抜き返して見事優勝を飾りました。

一方の山本左近。こちらも予選では戦闘力のあるところ見せつける予選2位でしたが、レースではコースアウトを喫することに。その後挽回する走りを見せて8位フィニッシュでした。

レース1の結果を踏まえたリバースグリッドで開催されるレース2ですが、予定では左近がポールスタートになるはずでした。ところがところが、洪水によりレース2は中止になったようです。ありゃありゃ。左近は悔しいでしょうねぇ。

f1-live.com:ブルーノ、”別の選択肢”を模索

やはり、ブルーノ・セナはトロ・ロッソに照準を合わせた活動にシフトしそうな気配です。問題は、セナを推していたベルガー氏が既にトロ・ロッソを売却してしまったということ。

やはり、セナにはまだF1は早すぎますって。一年は、F1のテストドライバーを経験してからで遅くないというのが正直な気持ちです。

一方、未曾有の経済危機の中で今F1が置かれている難しい課題に明るい灯を照らしてくれる可能性があるのがセナのネームバリューだったりするのかも、という気持ちもゼロではありませんが・・・

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第11弾です。

「多分、トロ・ロッソチームは僕を選ぶ」


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本編は、質問コーナーで、あるファンからの質問に答える内容の前半です。長いので、前半後半に分けて、後半は第12弾でご紹介します。

司会 まだまだ行けそうなので。よろしくお願いします。
Fan11 昨年は「Go For It6」のパネルを頂いた者です。よろしくお願いします。
大谷 今年は(出版が)無くて、すみません。
琢磨 あ、そういえば忘れていたけど、今年は・・・
大谷 Go For Itね、来年作るから。多分、多分ね。
琢磨 はい!
Fan11 まず大谷さんに質問がありまして。大谷さんはSRS-Fから琢磨さんを見てきていると思うんですけど、その頃からすごく変わったなとか、すごく成長したなと思うと所があったら教えていただきたいな、と思います。
琢磨さんにはちょっと別の質問があって、今回のテストで、2009年版の空力を使った、Bがつくメーカーの所のマシンがあったと思うんですけど。あれの第一印象をお聞かせ願いたいなぁと。ちょっと私たちからすると凄い形だなぁと思ったんで。ドライバーの目から見たらどうかなぁ、というのをお聞きしたいと思いいます。
大谷 じゃぁ僭越ながら、答えさせていただきます。成長したと思う部分。すっごい成長したよね。
あ、ゴメン。俺が言うのはやっぱり偉すぎだよ。成長したなんて。
司会 今、琢磨さんがいらっしゃらないとして!
大谷 あぁそう?本人いないから言いますけど。(笑)
多分ね、やる気がすごいあるとか根性があるとか、それは生まれついてのものなんですよ。で、レーシングドライバーとしてどうかって言ったらそんなのは僕よりも運転が上手なので、僕が言えた義理じゃないんだけど。やっぱりね、さっきも話が出ましたが、「SAF1」?本当にね、「ありがとう、SAF1」っていうのはあると思う。もちろんそれまでも、琢磨君本当にギリギリのところでずっとレース活動をやってきたのは事実なんだろうけれども、やっぱりチームが大変な中で、自分が何かをミスしちゃいけないとか、自分がきちんとしたリファレンスにならなきゃいけない、っていう自覚みたいなのが多分相当強かったと思うんだよね。だからその時に、もちろん速さは出さなくちゃいけないんだけども、もっと全体を見回して、その中で今自分が何をしなきゃいけないか、その時に自分がどういう運転をしなきゃいけないか、っていうことを、それまで以上により深く考えたような気がするし、それが今ものすごく身に付いていると思うんですよね。僕はバルセロナには行っていないですけど、一日半で200周走って、ミス一回も多分なかったわけだよね。要は、「速い」、「ミスがない」、しかもものすごく高いプレッシャー・緊張感の中で走っていたはずだし。まして、琢磨君はあの車の運転操作に慣れていなかったはずなのね。ヘレスの時にも直前・前日か何かににスイッチの操作方法を聞いたとかって言って。スイッチの操作方法ってちょっと間違えると、スタートできずにエンジンストールしちゃうとか(笑)
司会 実際のレースで走っている方ですら・・・
大谷 レギュラードライバーでもそういうことがある位。それに比べると二人のセバスチャンは、二人とも一年間乗っていたわけですからね、テストとレースという違いはあっても。だから、操作を間違えないって思うだけでも多分すごいプレッシャーなわけですよ。で、しかもミスできない。その上速く走らなければならない。しかもさっき琢磨君言った通り、本当にインスタレーションラップ1周目・2周目からすごく速かった。ものすごい高いプレッシャーの中でも何一つミスを犯さず、しかも速かった。これは、多分僕はスーパーアグリF1にいた頃の経験なのかな、って。そういう意味で、ものすごく琢磨君は強い、速いドライバーになったと思う。多分、今年のF1見ていて、「本当にこいつはF1ドライバーだな」って思えるのはフェルナンド・アロンソ一人だけでしたよね、多分ね。と、琢磨君が勝負したらどんなことになるのかな、って・・・
琢磨 アロンソ、もう抜いちゃったよ!!
大谷 あ、そうか!(会場爆笑)
そうだった、そうだった。忘れてた。だからそれをね、来年もう一回見たいなって。で、そういうドライブができる人には、僕は10億円持って行くんじゃなくて、10億円払ってもいいんじゃないかなって。琢磨君のドライブは、10億円の価値がある、という風に僕は思います。
司会 こんな暖かいコメントを頂きましたが、如何ですかね?
琢磨 いやもう、ちょっとどうしていいかわからなくなっちゃう。ありがとうございます。
でも、みんな成長しますよ、ね?毎日。だから、楽しいんですよね。
僕の場合は、運転に関して言えば、確かに、黄色い車に乗ってた頃は、若かったよね。(笑)
最近は年取ったのかなぁって思うけど。う~ん、何と言ったら良いか、点でしか前が見えてなかったと思うんだよね。そこに向かっていくスピードっていうのは大して変わらないと思うんですよ、今も。だけど、何か余裕がなかったって言うのはあるのかもしれない。そしてそれは、レースを始めた時期が遅かったって言うのも多少はあるのかもしれないけど、絶対的な経験がないままF1に行ったっていうのもありますよね。F3とF1じゃ レベルが全然違ったし。その中で何とか生き延びてきてこうやって今日立っているわけで。そういう意味では、毎回のレース、毎回の失敗が僕を大きくしてくれたのかな、って思いますね。
大谷 でもね、そこでやっぱり、より手堅くなった、幅が広がったっていうだけじゃなく、速さが失われていなかったっていうのがやっぱい今回のテストの一番大きな収穫だったんじゃないかな。
琢磨 そうですね。そこは、チームも、再確認じゃないけど見ておきたい。F1って流れがあまりにも速いから、ちょっと離れているとあっという間に忘れ去られちゃうんですよね。自分も、どんどん自信がなくなっていっちゃうし。
で、今回のテストは、チームが再認識したというだけじゃなくて、多分チームが今後、僕を選ぶか誰か・・・まぁ、僕を選ぶんだろうけど(笑)。
どうなっても何も言われない、文句を言われない状況を事前に作っておきたかったんじゃないかなと思うんですよ。それは自分たちのためでもあるし。そういう意味でも、今回のテストは凄い大事だったし、それがちゃんとレースで実証されなきゃ意味がないので、これ以上は言いませんけど、もちろん来年は何とかレースをもちろんやりたいですよね。
大谷 がんばってください!
司会 楽しみにしておりま~す!



第12弾(質問コーナー⑥後編)に続く・・・

www.takumasato.com に、琢磨によるメッセージが掲載されています。全文転載させていただきます。

ホンダF1撤退のニュースに触れて

2008.12.5

 ホンダがF1から撤退するという報せを聞いて、とても残念に思うと同時に強いショックを受けています。自分がモータースポーツ界に足を踏み入れることができたのは、ホンダと鈴鹿サーキットで運営されているSRS-Fというレーシングスクールのおかげですしtakuma_2004_us、そもそも自分がF1に興味を抱いたのは、1987 年に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPでロータス・ホンダに乗るアイルトン・セナを見たのがきっかけでした。以来、自分のなかでホンダのモータースポーツに対するスピリットは絶対的なものとして生き続け、自分のF1におけるキャリアは常にホンダとともにあり続けてきました。

 昨今のひときわ厳しい経済状況を考えれば、今回ホンダがF1からの撤退を決定したのはやむを得ないことだったのかも知れませんが、それでも、自分にとってとても悲しいニュースであることには変わりありません。
 これまでF1開発に携わってきた栃木研究所の皆さん、そしてサーキットでともに戦ってきたホンダのスタッフに心からお礼を申し上げるとともに、今後の皆さんのご活躍をお祈り申し上げます。

佐藤琢磨

本田技研工業が12/5、発表したF1からの撤退表明のプレスリリース全文です。

F1レース活動について

2008年12月5日(金)

私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。

サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。

Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。

takuma_2004_usHondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。

今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。

これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。

尚、来年、鈴鹿サーキットでは予定どおりF1日本グランプリを開催いたします。来シーズンに向けての改修工事も順調に進んでおります。

ありがとうございました。

本田技研工業株式会社
代表取締役社長
福井 威夫

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第10弾です。

「トロ・ロッソ入りは、心配はしていない」


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司会 さてさて、続いて。
Fan10 こんにちは。
琢磨 こんにちは。
Fan10 質問3回目です。何を質問するか考えてなかったんですけど・・・じゃ旬なネタで。
この間トロロッソのテストに参加されて、今ライバルとされているフランスの方と同じ時間に走ったりとかが無かったり、日にちが違ったりとかで。なかなかインターネットとかの情報だとタイムとかコメントとかでしか判断できなかったんですけど。私のダンナが中島悟さんとかセナの時代からF1を観ていて、私はそれで勉強をさせてもらってて。で、1年くらいフランスの方はトロロッソの車に乗っている、その人と琢磨さんと比べて、タイム差的にも、本当だったらずっと乗っている人の方がもっともっと良いタイムが出せるはずなのに、全然変わらなかったから琢磨の圧勝だと、ウチの旦那はそういう判断をしてたんですよ。(会場大拍手、琢磨会釈)
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で、さらに何日かした後に、そのフランスのドライバーの方が・・・
琢磨 (フランスのドライバー)今日大人気ですね。
大谷 赤い眼鏡ですよね?
Fan10 そうです(笑)
今まで実力でシートを勝ち取るって前向きなコメントをされていたのが、急に、お金が勝負だって言う風に変わった時点で、ウチの旦那は負け惜しみじゃないかって。
司会 負け犬コメントみたいな。
琢磨 (笑)
Fan10 だから、ほぼ決まっているのではないかっていう。甘い読みなのかちょっとわからないんですけど。
琢磨 素晴らしい読みだと思いますね(笑)
司会 ダーリン最高ですね。
琢磨 おれも見習いたいよ。
Fan10 甘いですか?
琢磨 いやいや、甘くない、良いとと思います(笑)
タイムは難しいですね。特に、本当に現場を知らないわけですよね。バルセロナに行ってたって中のことは分からない。中のことは分からない。だけど、チームは一時間ごとにサーキットのコンディションを綿密に分析しています。全体的なタイムの上がり下がりって傾向があるんですね。とにかく路面温度だったり、風が出てきたりで、ほんのちょっとした微妙なことで、ラップタイムってすごく大きく変わってくるんです。じゃぁ路面が良くなってきた、悪くなってきたとか、F1チームは、それも自分のドライバーが乗っている時っていうのは、どういうタイヤでどういうことを試していて、ガソリンがどれだけ入っていてってことも全部わかるんですよ。だから、ほぼ間違いないレベルで補正をかけることができて。そういう意味では・・・何って言ったらいいのかな・・・僕もあんまり考えられないんだけれども・・・心配はしていないのね
僕がこの間バルセロナで走った。インストレーションラップから走って、少なくとも僕がトラック上にいて、タイムを刻んでいる限り、誰っっっっっにも負けなかったんだよね。(会場:「フゥ!フゥ!」 )
相当、僕気合が入っていたからね。当たり前だけど。1周目、2周目でもうポーンと僕一番上の方に行ったんだけど、そっから1回も降りなかったと思うんですよ。まぁもちろん例えば他のドライバーがニュータイヤを履いた時はポーンと上がるかもしれないけど、だけど次に僕が同じことをやった時には塗り替えるみたいなね。
少なくとも1日目はトップで終われたし、2日目も午前中はトップだったわけでしょ?だから、そこを見てもらえばいいと思うんですね。
だだし、他のチームに関しては、正直言ってわからない。特に今の時点では、2009年の空力の違うことを試しているチームもあるし、フェラーリとマクラーレンがあのスピードでずっと走るとは思えないのでね。だから、テストはなんとも言えないんだけど、少なくとも、前にいるというのは気持ちがいいことだよね。
今までは、バックミラーを見る癖がずっと付いっちゃてたんだけど、トロ・ロッソのクルマは、ハッキリ言ってバックミラーが見えないんですよ。すんごい遠いところにあって。
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本当に見えないんですよ。だってレッドブルは変えちゃったじゃない?コックピット側に。あれはコンプレーニングがあったのね。後ろが見えないってやっぱりドライバーにとって怖いことだから。
でもね、トロ・ロッソのマシンは敢えて動かさない。あれは多分、空力的なアドバンテージを考慮しているとは思うんだけど。それで、僕もほとんど見えなかったし、見る必要がなかったね、今回のテストは。いっつも抜かれていることを意識しなければいけなかったのに、今回は、走る度に前に追いつくっていうね。すっごい楽しかったのね。だから本当に、レースでも同じようになればいいなと思ってるんだけど。
いやぁ、結局まとまんなかったんだけど・・・
大谷 いやいや、聞きたいのは、来年の話ですよ。みんなが。
琢磨 いやいやいや、それは・・・
司会 どうですかね?そこんところ。
琢磨 それはだって・・・さっき・・・あの・・・
大谷 (ファンに向かって)そういう質問ですよね?
琢磨 だって先もう答えちゃったじゃないですか。楽勝だって。
司会 旦那さんの見解としては、もうOKだと。安泰だと。
大谷 少なくとも3人の中では一番速かったね。間違いなく。
司会 ダブル・セバちゃんですか。
琢磨 そう!!(会場爆笑)
とにかく、ラップライムで一喜一憂するのもまた楽しみだなと思うんですけど、大事なのは、本当に一日終わった時に、「あぁ、いいテストだったなぁ。今日は良い日だったなぁ。」って思えることが大事で。そういう意味では前回のヘレスはちょっと天候で残念な部分もあったけど、あの日も良いテストだったことには違いなくて。今回のバルセロナに関しては、もう本当に・・・良いテストでした。はい。
司会 本当にもう、乗れた時には皆さん応援の程よろしくお願いいたしまぁす!旦那様にもよろしくお伝えください。
Fan10 来年は、必ず戻ってきてください。(会場拍手)



第11弾(質問コーナー⑥)に続く・・・

今日12/5午後13:30より、本田技研工業の本社・青山でホンダがF1活動の停止を発表しました。

出席者は、福井威夫代表取締役社長と大島裕志常務執行役員。

ロス・ブラウンを招へいした初年度でも思うような成績を残せなかったという背景の下、世界的な未曾有の不況の煽りを受けたホンダの業績悪化が引き金となって、この度の発表に至ったものです。ホンダの売り上げの大きな割合を占めるアメリカ市場があの状態ですからね。

大変残念です。


さて、ホンダの活動停止に関する情報は、引き続き各種メディアの報道等を通じて整理して行くとして、ドライバー市場への影響が懸念されます。

ホンダの撤退により、行き場を失うのはジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロ、そしてブルーノ・セナでしょう。

セナに関しては、真っ先にトロ・ロッソに駆け込むと容易に想像できますね。但し、来週開催されるヘレスでのテストにトロ・ロッソから参加するのはブエミ・琢磨・ブルデーと役者が発表されていますので、ここにセナが割り込む余地があるのかは微妙な所かと。

バリチェロについても、トロ・ロッソに目が向かうと思われます。しかし、トロ・ロッソがバリチェロに目を向けないでしょう。

問題は、バトン。もしバトンまでもがトロ・ロッソに目を向けたとしたら・・・トロ・ロッソ首脳陣はどう考えるのでしょうか???

次のヘレスの合同テストで、またトロ・ロッソチームから琢磨がテスト参加することが決まりました。

9月のヘレス、11月のカタロニアに続き、3度目のテストになります。

未だドライバーラインアップが発表されず、やきもきする状況が続いています。また、チームがどこかに売られてしまうのではないかという憶測もあり不安は隠せません。

しかし、しかし、再びテストに呼ばれたということは、またしても大きなステップであり、また一歩前進と捉えたいと思います。

再び、琢磨をタイムシートのトップへ!
(でも、琢磨、ヘレスはあんまり得意じゃなかったような気がしますが・・・)

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第9弾です。

「ブルデーに対し『なぁに甘いこと言ってんだよ』」


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司会 続いてまたご質問、お願いいたします!
Fan9 琢磨くん、こんにちは。よろしくお願いします。
琢磨 こんにちは。
Fan9 いつも琢磨君のことは、ブログで応援をさせていただいているんですけれども、今年、スーパーアグリが残念ながら撤退をしてしまって以降、ブロガーとしては全く盛り上がらず、ネタに大変困る状況が続いておりまして。毎月1回更新できれば良いかなぁ、ぐたいのノリでやらせていただいているような状況なんですが。もちろんここに来まして、大変うれしいことに、琢磨君の方でトロロッソのテストとか続いておりますので、ネタが増えてきたんですけれども。ここは一つ、「TCMだからしゃべっちゃうぞ」みたいな、そんなネタをですね、是非この悲しきブロガーに・・・提供していただけるとありがたいなぁ、っと。
琢磨 その後TCMじゃなくなっちゃうじゃない!(笑)
Fan9 気付いちゃいましたか・・・すみません。
大谷 それは、プライベートネタでしょうか?
Fan9 もちろんですね。前置きで「これは載せないでくれ」と言われれば、私は載せません。
大谷 でもね、今日ね。メディアの方々がいらっしゃって。そういう方々が書いちゃうかもしれないけど。でも、メディアの皆さん、今日は書かないよね?
琢磨 うん、だって招待しちゃったから、今日。(笑)大谷:皆さんの拍手があると、そういうことになると思う。
司会 きっとこれは、書かないでくださいますよね!!琢磨:自分からしゃべると倫理の問題が生じるんで。どんなことが聞きたいのかな、でも?
Fan9 ずばりですか?どんなネタ・・・
できればスーパーアグリで走ってらっしゃった頃の、ご苦労されたネタなんだけど、今まではちょっと問題があって話せなかったな、とかですね。24日に何とかデーとかやるメーカーとかありますけれども、そっち方面の話ですとかですね。今だからちょっと、ここはいいか、しゃべっちゃうぞ、みたいなそんな話が聞きたいなぁ、っと。
大谷 トルコグランプリ言っちゃう?あれはまずいか。
琢磨 トルコ??あれはまずい、まずい。(会場:えぇぇぇぇ!!!!!)
琢磨 まぁ、まぁ。24日のイベントに関しては、当然わざとです。(会場:おぉぉぉぉ!!)
琢磨 嘘、嘘。嘘だって。 9-1.jpg
違うんですよ、聞いてくださいよ。あれはねぇ。一部ではわざとそうしたんじゃないかって言われるけど、最初に言った通り、3月の時点であの日に決めてて。
今までも、サンクスデーだよね、あれね。だいたい連休中に行われていても、連休の最初の方だったんですよね。つまり、3日間あったら、初日か真ん中か。最終日ってことは今まで一回ももなかったらしいんですよ。なので、今回月曜日ですよね。そしたら、最終日に来たと。
大谷 なんか、向こうがぶつけてきたらしいよ。
琢磨 あ!そういう事か!
司会 大谷さん!大谷さん!憶測で言っちゃ!でもね、偶然にという感じですが。
琢磨 元々僕はファンクラブが忙しいから行けないんだけど。
まぁ、でもね、今までもいっぱいあったとは言いつつも・・・何があるかなぁ。
司会 あまり昔のことというのは言わないですよね。
琢磨 そうですね。聞いてて嬉しくはない話は止めた方がいいかもしれないですね。そりゃ、色々ありましたけど、間接的になんとなく漏れていると思うんでもうみんなの方が詳しいと思うけれども。そうねぇ、何があるかなぁ。
司会 本当に10億円持参金を・・・・私が聞きたいことは、そりゃそりゃありますけれども。
琢磨 う~ん、一つ面白いのが・・・
大谷 来たぞ!!
琢磨 今回のトロロッソのテストをするにあたって、すべてのマニュファクチャとチームをリスペクトしなきゃいけないので。直接比較はしないんですね。それは、僕はするべきじゃないと思うし、チームも言ってきた。
僕が契約した暁には、事情聴衆が始まると思うんですけど。基本的には他チームの機密事項は流さないというのは鉄則なんですね。今回のテストに関しても、僕は必要最低限の情報というかスペックしかしか聞いていない。具体的には、数字で話さないんですね。例えばセットアップやるのでも、重量配分が何パーセントだからここからどういう風に動かそうとかいうときにね。範囲がここら辺のここら辺にいるとかね。そういう言い方でやっていくしかない。もちろん、柔らかくしたい、硬くしたい、とかっていう相対的なことは言えるけど、具体的に何パーセントレート上げてとかは言わない。
ちょっと真面目な話になってきているけど。やりずらいところでもあるし、でも逆にそういう中でチームはどういう風に車を進めていくのか。僕が本当純粋に入れポンの知識なく、純粋に車から感じなきゃいけない。それは当たり前のことなんだけど、それができたのがちょっと楽しかったかな。自分もやっぱりそれに対して説明をして、こういうことをしたらどうだろうか?ってチームにに言うと、「じゃぁちょっと待って」ってデータを調べてきて「じゃぁやってみよう」っていうかね。そういう連携プレイというか作業で今回のテストもやってきたんですね。
チームの代表からも、特にフェラーリエンジンに関しては、絶っ対にコメントしてくれるな!と。
大谷 それは、例えばフェラーリのエンジンは何千回転位がすごいパワーがあるとか、そういう具体的な話はしちゃいけないよ、ということ?
琢磨 もう、一切触れちゃだめなんですよね。
大谷 あ、フェラーリに関しては。じゃシャシーの話をみんなで聞きましょうか。(笑)
だから、比較するのはダメなんでしょ?「とにかく、ここは凄いわぁ!!」っというのを教えてくださいよ。ダメ?
琢磨 そうねぇ。何しろね。車からやってくる情報量が違う。初めてF1マシンに乗った気分になりましたよ(笑)。
本当にね、情報量っていうのは何かというと、「車が走ってるよ」っていうことなんですけど(笑)。
司会 あれれれ?
琢磨 本当にそうなんですよ。何を走っているのかわからない車ってのもあるんですよね。入力に対してレスポンスがすごい遅かったり、例えば車がスライドし始める兆候さえも見せつけずにいきなり抜けてしまう車もあるわけ。どうしてそういうことが起きるかっていうと、F1の場合は特に空力が大事で。空力とメカニカルグリップがあるわけですね。お互いが上手に仕事し合っていないとそのあたりの連係プレーがうまく取れない。で何が起きるかっていうと、ダウンフォースがなかったら、タイヤを上手に押さえつけられない。ってことはタイヤはグリップしなくてスライドだけして、発熱もできなくてワーキングレンジに入らない。ワーキングレンジっていうのはタイヤが作動する温度域なんですけれども。それが、トロロッソチームの車はとにかく当たり前のように空力がしっかりと働いているんですね。しっかりと働いているというのはつまり、空力抵抗の話になるんですけど、ダウンフォースとドラッグつまり空気抵抗の効率がすごく良いんです。なのでストレートでも速くて、なおかつ車を路面に押しつける力がすごい強い。で、しっかりとタイヤが発熱してくれる。それを受け止めるサスペンションもしっかりと機能しているから、横に滑らないで前に進んで行くんですね。そのあたりが当たり前にできている車っていうのは、タイヤがしっかりと働き出してて、すっごい運転しやすいんですよ。
大谷 タイヤが本来の性能を出してくれる。
琢磨 そう。だから、今までそういうところが見えないで、目隠しされて運転していたようなものだから、それに比べたら全然違うんですね。
大谷 少しだんだん今難しい話になってきちゃったんだけどね、力がグーッと加わってきたときにこの棒がしなってくる。それが、ある時にポキって行っちゃう棒は、どこで折れるのかよく分からない。だけど、徐々にしなってくる棒ってのは、「あ、この辺で折れそうだな」ってのが乗っていてわかる。そういう意味でいいのかな?
琢磨 まぁ、そうですね。だから、温まってよくしなる、みたいなね。
大谷 その時、やっぱりそれをしっかり受け止めてくれる力もある・・・
琢磨 そうですね。ものすごい速度で走って、コンペティブなタイムを刻んでいる時でも、もちろん多少は車がスライドするんだけど、それが凄い簡単に修正できるっていうのかな。 確かにあの車は、あるフランス人ドライバーがずっと文句を言っていたけど(笑)、確かにナーバスなのかなあ‥という一面はあるけれど、なぁに甘いこと言ってんだよと。(大笑い)
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大谷 本当のナーバスはこんなもんじゃない!!
琢磨 めっちゃくっちゃ、スタビリティあるじゃん!!っていう。ビックリしたもん。
大谷 じゃ言わなかったけど、あのテストの間は自分で驚いた・・・
琢磨 いやいや。かなり僕としてはナーバスは最初のヘレスに行く時に、「この車は乗れない」っていってから「どんだけすごいんだろう」と思って、乗ったらすっごい路面に吸いついちゃって離れないもんね。
大谷 で、その結果がトップタイムということですね。(会場拍手)
琢磨 いやぁ、だから二年間半ね、前の方ではあんまり走れなかったけど、いい勉強させてもらったなあと思います(笑)。
大谷 この日のためにね。
司会 色々あって今があるという感じで。ちょっと答えになっているんだかなっていないんだか分らないんですけれども、どうもありがとうございました。



第10弾(質問コーナー⑤)に続く・・・

HondaのWebサイト、モータースポーツページに、「Honda Racing F1 現場レポート」と称した、中本修平氏のインタビュー記事が掲載されました。

その名も、「中本修平、HondaF1での8年間を語る。」。

この副題は、次の通り。

一番うれしかったのは、2006年のハンガリー。
一番悔しかったのは、2004年のインディアナポリス。

2006年のハンガリーというのは、Honda F1第三期活動で唯一の優勝を飾った記念すべきグランプリであり、優勝者はバトンでした。

そして、2004年のインディアナポリス。これは、言わずと知れた、琢磨が3位表彰台に輝いた記念すべきグランプリ。インタビュー記事で、このグランプリについて触れている部分のみ抜粋転載させていただきますね。

一番悔しかったのは、2004年のアメリカGPですね。佐藤琢磨の3位表彰台。セーフティカーが変な入り方さえしなければ、優勝できてましたからね。あれが一番悔しい。もちろん琢磨くんが表彰台に上がってくれたことは、うれしかったけれど。でもフェラーリの2台より、明らかに速かったですからね。

3位表彰台を喜ぶのではなく、優勝を逃したことを悔しがった中本氏。正直、私の記憶には栄光ある3位の記憶ばかりが残っていますが、このレースを「悔しい」と表現した中本氏に脱帽です。そして、良くも悪くも、このレースが中本氏の脳裏に印象深く残っていたということを、ただただ嬉しく思います。

中本氏の新天地でのご活躍を祈念いたします。

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第8弾です。

「この2年半位は、割とイージーな車に乗っていた」


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司会 では次!
Fan8 こんにちは。
琢磨 こんにちは。
Fan8 最近F1ドライバーの体力について調べているんですけど、F1ドライバーはレース中に心拍数が180とか190をマークした状態で2時間レースをするみたいですけど、それ位の心拍数があれば、オリンピックとか違うスポーツでもかなり良い成績が残せると思うんですけれども。
大谷 心拍数協議会みたいな???
司会 そういった研究をなさっている?。
Fan8 研究と言いますか、大学4年生で、卒業論文でF1のことをやっていまして、ちょっとF1ドライバーって凄いなと思いまして。
琢磨 そうですね。まぁ心拍数190を2時間維持するっていうことはないと思うんですけど。心拍数が上がるのは2つの理由がありますよね。1つは当然、運動をして血液をたくさん筋肉にフレッシュな酸素を運ばなきゃいけないんで、とにかく鼓動を早くしてちょっとでもフレッシュな酸素を筋肉に送ってあげると。それは運動による結果の影響なんですけど。
もう1つはまったく運動をしていなくても心拍数が上がってくる。これは精神的な所から来るもので。例えばスタート直前というは運動していないですよね。座っているだけなんだけれども、心拍数が180位まで上がる。スタートして徐々に下がっていって、例えば1周の中で言うとストレートを走っている時が一番心拍数が低くなっている。で、ブレーキングポイントが近づいてくると、運動する前だけれども徐々にコンセントレーションを上げなくちゃいけないんで心拍数が上がって、実際にブレーキ踏みだすとやっぱりドン!と一気に心拍数が上がる。でそこからコーナーに入って、それを維持してまた少し落ちていく。平均心拍数がどれくらいか分からないけれどもおそらく160位に落ち着くと思います。サーキットによるし、一番熱い例えばマレーシアのレースなんかだと体重が2キロ近く落ちてしまうし、軽い脱水症状になりますけれども。それ位の運動量になりますね。
オリンピックていうか、どんな競技でも心拍数は上がるけれども、ちょっとモータースポーツは特殊だと思うんですよね。わからないけどね。自分は自転車競技を少し昔やってて、オリンピックアスリートは本当に尊敬します。僕なんかじゃ全然到達できないレベルで生きている人たちで。当然F1乗るにはきっちりとしたスタミナとそれなりの筋力がないと乗れないけれども、やっぱり彼らに追い付くには並大抵の努力じゃないと思うんですよね。確かに今のF1、特にこの間テストした車はすっごい速くて。この2年半位、割とイージーな車・・・
司会 モシ、モ~シ!モシ、モ~シ! 8-1.jpg
琢磨 割とイージーな車にちょっと乗っていたせいか、余裕だったんですけど。久々に何か活を与えられたっていうかね。バルセロナから帰って、もう落ち着いたけど、体がすごい痛かったです。それくらい。トレーニングしてても、実際に車に乗って、ハイスピードコーナーで5Gを常に記録するような状態っていうのはやっぱり体にすごい負荷がかかるんでね。たくさんトレーニングしないとだめですね。
大谷 でも、心拍数、持久力みたいのを養うっていうのは、持久力や筋力そのものが大事なんじゃなくって、それをベースに良い運転操作をするっていうのが大事なわけですよね?
琢磨 そうですね。とにかくF1マシンにはものすごい力、例えば力こぶがすごくてボディービルダーのようになっていると速いかというと、そうじゃないんですよね。一番大事なのは筋持久力。とにかく、絶対的なパワーではなくって、ある一定水準のパワーをいかに出し続けられるか。それは、総じて言えば、例えば90分間のレー8スでね、集中力を落とさないためのスタミナであり、レース後半になっても筋肉が弱くなっていかない。そういう所を重点的にトレーニングして。もちろん絶対的な筋力がないと首だって持たないし、そういうのはあるけれども。自分に合ったトレーニングを見つけていく。そういうのは、トレーナーだったり自分で見つけたりっていう風にみんなトレーニングしていますね。
司会 特殊な世界だなぁ、と思うわけですけれども。
ぜひ、卒論ですとか研究、これからも続けていただきたいと思います。ありがとうございます!



第9弾(質問コーナー④)に続く・・・

Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第7弾です。

「街中の信号待ちでフロントローになったら、職業病発動」


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司会 さぁ、続いての質問、参りたいと思いますが。
Fan7 こんにちは。琢磨選手、こんにちは。
琢磨 こんにちは。
Fan7 琢磨選手は、レーシングドライバーという職業柄、普段の生活でついついやってしまうことというか、いわゆる職業病みたいなのが何かあれば是非教えてください。よろしくお願いします。
琢磨 あぁ、職業病・・・・
大谷 ついついトレーニングしちゃうとか。
司会 ついつい首を抑えながら寝てしまうとか。
琢磨 そうねぇ。時間ぎりぎり攻めちゃうかなあ。
7-2.jpg
司会 え??何ですかそれ?(笑)
琢磨 意味不明だよね。(笑)
余力が残っちゃうのが嫌なんですよ。本当は時間にはゆとりを持って5分前に行動して、ちょっと一杯コーヒーでも飲んでみたいだったら良いんだけど。何か「**分に出発」なんて言ったら、**分1秒前に到着するとかね。飛行機なんかしょっちゅうですよ。チェックイン最後、ボーディング最後みたいな。
前も、大谷さんと大阪会場か何かに行く時に新横浜で待ち合わせたんですよね。それで、すごい(大谷さんが)ヒヤヒヤしちゃって。僕は当たり前に普通に新幹線ホーム出発2分前位かな。
大谷 かな?で僕も何回も琢磨君に電話して、「今どこ?今どこ?」みたいな。
琢磨 家を出る準備から始めて、最終的にぴったりになると何か満足してしまう、みたいな。
司会 それは止めた方がいいんじゃ・・・?(笑)
琢磨 そりゃ確かに約束がある時はやめた方がいいですね(笑)。それは直さないといけない。 それ以外の時でも、例えばどこどこ行くよっていう時にね、それこそ3時間とか4時間とかかかるような先でも、何かそれを目標にして、そこにピッタリ着くのがちょっと楽しいかなっていう。 司会:ちょっと癖になっちゃっているのかもしれない?琢磨:そういうのあるかもしれないですね。車の運転と時間との関係みたいのが、知らないうちにあるかもしれないですね。
司会 時間を大事に使うみたいな。これも立派な職業病かもしれませんね。
琢磨 あ、あとね、職業病って言えば、信号に反応してしまう。(会場大爆笑)
司会 何ですか~~~~~
琢磨 赤についたら青がつく前に‥‥(笑)
7-1.jpg
大谷 良い子は真似しないで!
司会 良い子は真似しちゃいけません。
琢磨 まぁ、そうだけど。だけど、信号でフロントローになった時には・・・(会場大爆笑)
司会 ちょっと!それフロントローって言わないですよ?普通。(笑)
琢磨 そうですか?まぁとにかく最前列になった時には、赤信号・・・そろそろだな、思ったら本当にレーススタートみたいに瞼を・・・
司会 レッドからグリーンシグナルに・・・
琢磨 いや信号は見ないですよ、そういう時は。
司会 どうするんですか?
琢磨 いやいや、前見てるんですよ。もちろん安全確認のためにね。だけど、信号が本当に赤が消える瞬間にクラッチミートしていくっていうかね。安全確認した上でですよ!だからそれは、何気ないトレーニングになっていたり、あとはやっぱり、自分がそこで青になっても出発していないのはちょっとやっぱり気持ち悪いですね(笑)。
司会 それもう、職業病ですね?
琢磨 うん。これは病気だと思う。
司会 ありがとうございました!でもこれね、多分ご家族の方から聞いたらもっと出てくるかもしれないですよね。琢磨:自分じゃ解ってないですよね。多分ね。



第8弾(質問コーナー③)に続く・・・

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