佐藤琢磨: 2008年5月アーカイブ

www.topnews.jp:F1 : GP2勝者コンウェイ、HONDAでF1進出を狙う

F1シートへの復帰を切望している琢磨とアンソニー。この二人のドライバーが最優先で考えるのはホンダ(HRF1)の正ドライバーシートであろうことは間違いありません。

一方で、ホンダのテストドライバーでありGP2で活躍中のマイク・コンウェイ。彼もまた、ホンダF1のシート争いに名乗りを挙げました(冒頭記事)。コンウェイは先日のモナコGP・GP2・レース2においてポール・トゥ・ウィンで圧勝。まだまだGP2で実績と経験をこれからも重ねていった上でF1に何れステップアップしてくるべき若き逸材の彼ですが、最近のF1ドライバーシート争いの報道に業を煮やしてか、自らのアピールをし始めた格好と言えます。

最後に、本稿の記事を握るバリチェロについて。トルコGPで最多出場257戦を決めたバリチェロですが、本人曰く、300戦出場を目指すんだそうです。ただ、目指すのなら出場回数でなくて入賞回数とかポディウム回数とか、そういう所を目指してほしいものです。でないと、「出場し続けることだけが目的」と周りから言われかねませんからね。

まぁ、久方ぶりにモナコGPではポイントゲットしたバリチェロですから、この後のGPでの走りっぷりに注目すると致しましょう。相変わらずピリっとしないようであれば、早々に琢磨起用を検討しても良いのでは?ホンダさん。コンウェイについては、何れバトンがホンダを離れた時の後釜となるよう、まだしばらくGP2で修業を重ねていただくという事で。

えっ!アンソニー?
触れるの忘れてました。(-_-;)
彼は・・・2008年からホンダのテストドライバー(ブルツは引退)ってな事で如何でしょうか。

2006年にレッドブルでF1の正ドライバーであったドーンボス。2007年はアメリカ・チャンプカーにチャレンジの場を移していたドライバーです。

そのドーンボスが、ルノーのテストに参加することになったようです。
ピケJr.不振を受けてドライバー交代が噂されるルノー。その交代要員の筆頭として噂に上がっているのが琢磨であり、デビッドソンでした。しかし、その噂を打ち消すかのようにドーンボスの起用がニュースとして取り上げられています。

ドーンボスはオランダ人ドライバー。ルノーのタイトルスポンサーであるING社もオランダの総合金融機関。
それ故、この度のドーンボスの起用は、ING社の意向なのではないかとも噂されるところです。

さぁ。琢磨はどうなる??

f1-live.com:向上が命題のピケJr.、後任に琢磨かデビッドソン?

記事によると、相変わらずモナコGPのパドックではピケJrのシート問題に関する噂が渦巻いているようですね。そして、後任には琢磨とデビッドソンが検討されているのでは、という噂になっているとのこと。(←あくまで噂ですからね、今の所は・・・)

この記事のポイントは、『猶予をフラビオ・ブリアトーレは7月のイギリスGPまでの3戦しか与えていない』という下りです。あと3戦とは、カナダGP、フランスGP、イギリスGPを指します。そこまでに首脳陣を納得させられる結果を出せなければ、交代というわけです。

カナダGP後の3日間のテストでは、アロンソの出番はなくピケJrが3日間をみっちり走り込むことになるようです。ここにR28を2台持ち込んでピケJrの傍らで琢磨を試してくれると・・・嬉しいんですがね。どうでしょう?

先日のブリヂストンのモーターハウス内での記者会見に続き、フジテレビによる単独インタビューと、そして今宮さんによる単独インタビューの模様が入ってきました。

まず、フジテレビ単独インタビューから。
 

次に、今宮さんの『「スーパーアグリF1チーム」全戦密着現地直送ブログ』から。
こちらは、印象的な部分のみ一部転載。

  • プレスに応えるためパドックに足を運んだのは、琢磨らしいプロ意識。毎GP、スーパーアグリを取材してきたプレス、応援してきたファンに対する敬意の表れなのだ。
  • たくさんのスポンサーロゴが入った特別仕様のシャツ、首筋のところに刻まれた“THANK YOU SAF1”というメッセージが、とりわけファンの心に響いた。
  • 「現実には、今は手元にカードがあるわけじゃないです。でも、気持ちの上では焦ってないし、このまま自分のF1が終わっちゃうとも思ってない。で、自分に何ができるか?って、正直言ってわからないんですよ。はっきり言ってドライバーとして走ってないわけだし、交渉もすごく難しいと思います。でも逆に、すごくオープンに交渉できることは確実だよね。他のチームも、レギュラーはずっと先まで決まってたりするけど、ドアは叩いてみようと思ってます。」
  • 2002年にジョーダンでデビューした頃、2003年にB.A.R.のテストを担当した頃、2004~2005年にB.A.R.ホンダで走った頃を振り返りながら、琢磨は「あの頃の自分には絶対に勝てる」と言う
  • 「あー、せめてモナコまでチームがもってくれたら」と、素に戻って琢磨が言った。

琢磨のマネージャ、マシュー・ウインター氏からメッセージが、琢磨応援サイト、"SIDE BY SIDE FOR TAKU"に届きました!

SIDE BY SIDE FOR TAKU

マシューさんの熱い熱いメッセージ、感激しました。
そして、「TakuがF1で次のステップに進むために懸命に努力しています。」とのお言葉に大変嬉しく思いますし、大きなエールを送りたいと思います。

いつもお世話になっているF1キンダーガーテンさんの所で、琢磨がモナコGPパドックのブリヂストンモーターホーム内で開いた記者会見の内容が公開されました!

琢磨 モナコ会見全録・1/5

琢磨モナコ会見全録・2/5

琢磨モナコ会見全録・3/5

琢磨モナコ会見全録・4/5

琢磨モナコ会見全録・5/5

複雑な胸の内、特にモンテカルロの自宅の目の前にF1サーカスがやってきてF1マシンの走る姿やエグゾーストノートを突きつけられた琢磨の悔しい心境がたっぷりと綴られています。

今後大きな進展がない限り、琢磨は次戦カナダGP以降のパドックに顔を見せることはないと言います。琢磨の今の目標はF1の正ドライバーとして、それもレースで勝てるチームのドライバーとして2009年にカムバックすること。琢磨なら必ずや実現してくれると信じ、待ちたいと思います。

side-by-side-for-taku.jpg

モナコGPのパドックを訪れている琢磨ですが、F1以外のカテゴリーからの誘いがあったものの全て断ったことを明らかにしたようです。F1での、それもレギュラードライバーを前提とした交渉に収集する模様。

がんばれ~!!
早くサーキットに戻ってきてもらいという気持ちは勿論あれど、納得のいく交渉をじっくりやってぜひF1の正ドライバーの座を取り戻してください!!

Yahoo!スポーツ:佐藤、今後もF1での活動を希望=自動車

                           
 
5月22日(木) 19時。私はフジテレビの車寄せ入口付近にいました。
この日は「こちらスーパーアグリF1広報室」の最終回。21時からの生放送に鈴木亜久里代表が出演するということで、集まれるファンは19時以降にフジテレビに集まろうという呼びかけがあり、私としてもいても立ってもいられず駆け付けたわけです。

到着すると、既にそこには3名程の同志が来ていました。軽く挨拶をし、早速制服に着替えます。そう。私は会社帰りでしたのでスーツにネクタイ姿。ネクタイを外し、上着を脱いで、鞄に忍ばせていたSA1のブルゾンに袖を通します。そして琢磨キャッ
プ装着。若干いびつな格好ですが、一応これにて着替え完了です。

そうこうしている間にも、ファンは増えていきます。19:30頃だっだか、フジテレビの守衛の方がやってきました。この時我々ファンは10名くらいだったでしょうか。
0001.jpg 「スーパーアグリの・・だよね?チーム名とかあるの?」・・・さも撤収してほしげです。
「皆さん静かにしていただいているから問題はないんだけど、変なの(街宣車とか?)が来ると問題だから」と、風にたなびく大きなSAF1フラッグを見ながら、何度か繰り返し仰います。
でも、何とか了解・納得いただけました。良かったです。(DaDaさん、ありがとうございました!)

20時。この頃には20名前後に増えていたでしょうか。既に亜久里さんはフジテレビ入りしていて不思議のない時間帯ですが、それらしい車は確認できません。その間、琢磨の大きな横断幕を広げてみたり、ファン同士で思い出話に花を咲かせてみたり、長
いようであっという間の時間でした。

21時。とうとう、「こちアグ」最終回が始まりました。この時点でフジテレビ前のファンは30名位。亜久里さんのスタジオ入りを確認することは結局できませんでした。車寄せでなく駐車場から入った可能性もありますね。

我々がいる場所からフジテレビ社屋内に目をやると、いくつかのテレビ放送が目に入ります。かなり小さいですが、その中に黒い人が映っています。亜久里さんでした。
凝視しても番組内容が分かるはずもない遠距離でしたので、番組がつつがなく放送され続けている所を見届けるのみの我々でしたが、次なる関心事は「亜久里さんはいつどこから出てくるのか?」という事でした。

22時近く。番組終了。0002.jpg
我々は、車寄せの車両入口付近から、出口付近に移動しました。移動といっても10メートル位のものですが。

と、次の瞬間・・・
突然目の前にフジテレビの関係者が現れ、「亜久里さんが来ます。」とのこと。あと、騒がないように見たいなことも言っていたかもしれません。

そして、さらに次の瞬間。
心の準備もカメラの準備も出来る間もなく、亜久里さんが颯爽と我々の前に姿を見せてくれました。
正直、亜久里さんの声はあまり聞こえませんでしたが次のような事を仰っていたと思います。

「ありがとうございます。ウチのチーム、もう無くなっちゃったんですけど、気持ちの中ではF1で走り続けているので。後は、琢磨を応援してやってください。」

その後我々ファンから、「お疲れ様でした」「ありがとうございます」と言葉がかけられます。あっという間でしたが、あそこにいた我々皆の記憶に永遠に刻まれ続けられるであろう程に、強烈に印象的な時間でした。

その後、亜久里さんはスタッフに囲まれながらアクアシティ側に向かう横断歩道を横断。アクアシティの方に行かれました。その間、ずっと旗を振りながら、拍手をしながら、見守る我々。亜久里さんも時折手を振ってくれていました。

しばらくして、また先ほどのフジテレビのスタッフが現れました。
亜久里さん、夕飯食べていなかったようで腹ごしらえに行ったのだそうです。
そして、「1時間後にモナコで琢磨のインタビューを行う予定。そのインタビューの模様は日曜日のオンエアー(おそらく地上波のオンエア)の中で流す。」ということを教えてくれました。(後でこちアグ見たら同じことを塩原アナが話していたようで
すが・・・)
そして、「今後も琢磨を応援して欲しい。バリチェロよりも絶対速いと思うし。」とフジテレビの担当さん。
こちらからは、「もちろんです。」と応答した上で、「一貴に偏りすぎない報道を是非お願いしたい。」というアピールもしっかり。(DaDaさん、これまたありがとうございました!)

そして、解散。次にこのような形で「アグ友」さん達にお会いできる日がいつ来るのでしょうか。
おそらく皆誰もが同じことを考えていたと思いますが、そのような事は誰も口にしません。0004.jpg
「お疲れ様でしたぁ!!」と声を掛け合い、解散と相成りました。

私の岐路は、「りんかい線」。同じりんかい線仲間と語り合いながら岐路についたの
でした。その間、携帯を使って「アグ友」登録。私のアグ友は、昨晩だけで3名増え
ました。お3方、アグ友になっていただきありがとうございました!
(目の前にいる方々の情報を、各々が携帯に向かってアグリ場で探してアグ友登録す
るのはちょっと不思議な体験でした。)

そして・・・・帰宅。
あくる日は仕事なので早く寝なくてはなりませんが、録画してある「こちアグ」を見ずして寝るわけにはいきません。
テレビに映る亜久里さん。亜久里さんの言葉から繰り返される感謝の言葉。事前のネット投稿や番組中のFAXで寄せられたファンの皆の感謝の言葉。お互いに感謝、感謝の中、2年4か月のSAF1の軌跡で埋め尽くされた1時間番組でした。

まだまだ心の整理は付くはずもありません。しかし、この日をターニングポイントにして、またこれからのF1グランプリに注目していこうと思っています。そこにSAF1は確かにいました。そこでSAF1が残した足跡。そして琢磨。ホンダ。そしてついでに一
貴(笑)。これからは改めて地に足を付けてF1を見続けていきたいと思います。

そして、Fポンを中心としするARTAの応援にも少しずつ力を入れていきたいなぁ、とも思う次第です。

鈴木亜久里様。
・・・・・本当に、本当に、お疲れ様でした。亜久里さんとSAF1には溢れんばかりの夢と希望をいただきました。ありがとうございましたっ!!!
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数日前より、「ルノーが琢磨を今夏テストか?」という報道を多く見ます。これはもちろん、ピケJrの不信に端を発するものです。本当に琢磨がルノーチームから再デビューできるのであれば、これに勝る喜びはありません。でも、「本当かいな?」という疑念の方が強く、私は懐疑的な見方をせざるを得ません。

まず第一に、コバライネンとの比較が挙げられるでしょう。
2006年のコバライネンと2007年のピケJrはこれまでの所同じような道を辿っていると言えるでしょう。しかし、コバライネンは2006年終盤になってようやくマシンとチームに慣れ、競争力を見せるに至ります。更には、2007年のコバライネンのマクラーレンでの活躍ぶりを見れば彼の才能の開花ぶりは明らかです。一方のピケJrはどうでしょうか?ピケJrがF1のグランプリを戦ったのはまだ5戦に過ぎません。今後もこれまで5戦と同じような戦いぶりが続くようであれば問題と、ルノー首脳陣が「ハッパ」をかけたと見るのが筋ではないでしょうか。そして、ルノー首脳陣はおそらく、2006年のコバライネンと同様にピケJrが開花することを期待しているということだと思います。

第二に、父親であるネルソン・ピケの存在が挙げられます。往年のF1チャンピオンであったネルソン・ピケのルノーF1首脳陣に占める影響力というのは、無視できるものではないはずです。本当にピケJrに実力がないのであれば最終的には見切りをつけるのは当然としても、父親の影響力により、少なくとも今年いっぱいはピケJrのシートは安泰ではないでしょうか?

そうは言っても、琢磨のルノー入りの可能性を考えた場合にポジティブな要素もあると思います。来季に向けては、アロンソとピケJrの二人共にルノーのシートを離れる可能性があるためです。アロンソは1年契約でルノーに戻ってきましたが、とても今の戦闘力に満足しているとは思えず、更なる新天地を求めて移籍する可能性が低くありませんし、ピケJrは、前述の通り今後のパフォーマンス如何では今季限りという線が見え隠れしてきます。

現在、ルノーにはアロンソとピケJrに続くドライバーとして、サードドライバーにディグラッシ、テストドライバーにグロージャンがいます。更には、ショー要員(?)の山本左近もいます。ディグラッシにしてもグロージャンにしても若く、経験の面で若干の不安は否めません。そこで佐藤琢磨の出番、というわけです。

琢磨が、ピケJrにハッパをかけるための単なる「咬ませ犬」(適切な言葉ではないかもしれませんが)でない所を見せつけるためにも、首脳陣を唸らせるパフォーマンスを見せつけられるテストの場が本当にもたらされることを祈っています。
そして、こういう報道が他のチーム(とりわけホンダ)にも波及し、「F1ドライバー市場に琢磨あり」という印象が強く印象として植え付けられることにより全てが良い方向に動き出すことを祈っています。

琢磨が沈黙をやぶり、自身のサイトtakumasato.com上にメッセージを乗せてくれました。

残念無念な思い、しかしながらF1に対する闘志が引き続きご本人の中で最高の状態にある事を語ってくれています。やはりこうなった以上、我々ファンとしては琢磨には悲しみ・苦境を乗り越え、F1の世界の中で新たな一歩を踏み出せるよう願うしかありませんね。


佐藤琢磨からのメッセージ
2008.5.8

 スーパーアグリF1チームがF1から撤退したことが悲しく、残念だという以外に、いまの自分の気持ちを表す言葉は見つかりません。
 チームが非常に難しい状態にあることは分かっていましたが、この件に関係しているすべての人たちが何とかして解決策を見出してくれることを心から期待していました。どんな理由があったとしても、そうならなかったことが残念で仕方ありません。
 チームが抱えていたすべての問題に対しても常に希望を持ち続け、僕ができる範囲でどうしたらチームをサポートできるかということを考えてきました。
 スーパーアグリは小さなチームでしたが、その志は高く、崇高なスピリットを抱いていました。2年半前にチームが動き始めたとき、リフィールドのスタッフは誰もが驚くような働き振りを見せてくれ、たったの4ヵ月でマシーンをグリッドに並べただけでなく、最初のシーズンにしてトップ10でレースにフィニッシュし、昨年は4ポイントを獲得しました。彼らは、不可能を可能にするという意味で、本物のプロフェッショナルだったと思います。
 また、亜久里さんがこれまで僕たちのためにしてくれたすべてのことに、深い敬意を抱いています。物事を進めるために懸命の努力を続けてきてくれました。チームのスタッフ全員が全身全霊を傾けてきてくれたことも決して忘れることはできないし、SAF1の短い歩みのなかで彼らが達成してくれたことにも心から感謝しています。チームの初ポイントを獲得したのがたった1年前だったことがいまでは信じられませんし、それからたった1年で、そのときの喜びや興奮が落胆に転じるとは思いもよりませんでした。
 これまではSAF1と共にレースすることに全力を投じてきたので、いまはまだ次に進む道がどうなるのかはわかりません。マネージャーとともに今後の可能性を探り、しかるべきときがきたら発表するつもりです。しかしながら、僕はF1から引退するつもりはまったくありません。僕は今まさに、自分自身これまでのなかで最高のドライビングができる状態にあると信じていますし、僕のこれまでのキャリアを通じて信じられないほど熱心にサポートしてきてくれた日本や世界中のファンのみなさんに、もっともっと力強いレースをお見せしたいのです。

2008年5月8日
佐藤琢磨

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