F1: 2008年3月アーカイブ

SAF1公式より:

佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
16位 走行周回数:54周  最速ラップタイム:1分38秒504(53周目)

アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
15位 走行周回数:55周  最速ラップタイム:1分38秒171(55周目)

天気:晴天 (湿度:66.7% -72.9%)
気温:最低30.1°C 最高31.0°C
コース路面温度: 最低38.6°C 最高46.7°C
 

SUPER AGURI F1 TEAMの両ドライバーは極めて暑く湿度の高いコンディションでの中、よく耐え、マレーシアGPをアンソニーは15位、佐藤琢磨は16位という結果で、チェッカーを受けることができた。

佐藤琢磨

「レースを完走できて良かった。第1スティントと第2スティントは良かったが、第2スティント中に不運にも高速区間でタイヤかすを拾ってしまったため、走行ラインが膨らんでしまい、タイムロスをしてしまった。特に最終スティントでは、ほとんど毎周回、渋滞に見舞われ、最後までスピードに乗れなかったのは残念だった。それでもマシンの信頼性が高いことがわかったことは良かったし、貴重なデータを収集することもできた。厳しいレースだったが、チームにとって良いレースだったと思う」

アンソニー デビッドソン

「今日はチームにとっても僕にとっても良いレースだった。レースを最後まで走り切るのは昨年度のブラジル以来で素晴らしかった。レース自体もとてもうまくいったと思う。スタッフが最高の仕事をしてくれたため、レース中ずっとマシンの信頼性が高かった。タイヤを含め、何の問題もなかった。マシンに乗っていることが快適で、ここぞという時にプッシュすることができた。今僕たちが置かれている状況を考えると、非常に良いポジションでチェッカーを受けることができたと思う」

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表

「とても蒸し暑い厳しいレースになったマレーシアGPでの2台共の完走を非常に嬉しく思う。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれて、今日の2台のマシンが完走したことで、SUPER AGURI F1 TEAMの2008年度シーズンがやっと始まったと感じている」

Sepang Circuit, Malaysia
2008/3/23

これはヤバイ!相当、ヤバい!!

昔のグランツーリスモには相当ハマったものですが、いかにグランツーリスモ5のグラフィックが良いとは言ってもそれだけでPS3に手を出す程財布に余裕があるわけではない私。

しかし・・・まさかフェラーリF2007がグランツーリスモに登場するとは・・・

これは、ヤバヤバです。夏のボーナスがこれに決まってしまいそうな勢いです。
今すぐ買える財布の状態じゃないので多少自分の頭を冷やす時間があるのが唯一の救いですが、頭が冷えてもこれは買ってしまいそうな予感。くはぁ~!

 

ドライバーズランキング

ドライバーR1R2R3R4R5R6R7R8R9R10R11R12R13R14R15R16R17R18合計
ハミルトン104                14
ハイドフェルド83                11
ライコネン110                11
コバライネン46                10
クビサ 8                8
ロズベルグ6                 6
アロンソ51                6
トゥルーリ 5                5
中嶋一貴3                 3
ブルデー2                 2
ウェバー 2                2

 

コンストラクターズランキング

コンストラクターR1R2R3R4R5R6R7R8R9R10R11R12R13R14R15R16R17R18合計
マクラーレン・メルセデス1410                24
BMW・ザウバー811                19
フェラーリ110                11
ウィリアムズ・トヨタ9                 9
ルノー51                6
トヨタ 5                2
トロロッソ・フェラーリ2                 2
レッドブル・ルノー 2                2

第2戦マレーシアGPが終わりましたね。開幕前の前評判通りの強さを復活させたフェラーリ・・・
と思いきやマッサがこれまたある意味では前評判通りのポカをやらかしてくれて。

マクラーレンは、5グリッド降格でのスタートという問題もあるにせよ、目立ったところのないレース展開でした。というよりハミルトンについてはピット作業に泣かされたのが敗因だったともいうことができるわけですが、まぁ今日はマクラーレンの日ではなかったということでしょう。(と言うと3位のコバライネンに怒られそうですが。)

ホンダは中団グループの一角を占めるに足る強さを見せたようにも思いますが、これまたバリチェロのポカで影の薄い結果に終わりました。トヨタはトゥルーリがハミルトンを終盤押さえつけたところが最大の見せ場だったでしょうか。

トヨタと言えばウィリアムズですが、ウィリアムズにとってもマレーシアGPは彼らの日でなかったというべきでしょう。ロズベルグは序盤のグロックとの接触で大幅に遅れるも、終わってみれば14位と言うのは流石ですが、それでも前戦での活躍から見ればあまりに物足りない結果です。さらに物足りないのは中嶋一貴の方で、何一つ良いところを出せずにレースが終わってしまったと言えるのではないでしょうか。ご両親も見に来ている中、さみしい結果でした。

最後にSAF1。2台共に完走、しかもテールエンダーで終わらなかったという、今のSAF1にして最高の結果が出たと思います。正直、今シーズンの中で琢磨が何回一貴に抜かれることになるのか冷や冷やしていますが、今のところその状況は一回も発生していません。プレシーズンテストを満足に過ごすことができなかったSAF1にとって今日の結果はとても前向きに次戦にコマを進められる大きな要素になったと思います。

PosNoDriverTeamTimePit
11ライコネンフェラーリ1h31'18"5552
24クビサBMW・ザウバー+ 19"5702
323コバライネンマクラーレン・メルセデス+ 38"4502
411トゥルーリトヨタ+ 45"8322
522ハミルトンマクラーレン・メルセデス+ 46"5482
63ハイドフェルドBMW・ザウバー+ 49"8332
710ウェバーレッドブル・ルノー+ 1'08"1302
85アロンソルノー+ 1'10"0412
99クルサードレッドブル・ルノー+ 1'16"2202
1016バトンホンダ+ 1'26"2142
116ピケルノー+ 1'32"2022
1221フィジケラフォース・インディア・フェラーリ+ 1 lap2
1317バリチェロホンダ+ 1 lap2
147ロズベルグウィリアムズ・トヨタ+ 1 lap2
1519デイビッドソンスーパー・アグリ・ホンダ+ 1 lap2
1618佐藤琢磨スーパー・アグリ・ホンダ+ 2 laps2
178中嶋一貴ウィリアムズ・トヨタ+ 2 laps2
1815ベッテルトロロッソ・フェラーリ39 Lap1
192マッサフェラーリ30 Lap1
2020スーティルフォース・インディア・フェラーリ5 Lap0
2112グロックトヨタ1 Lap1
2214ブルデートロロッソ・フェラーリ2 Lap0

AutosportWebより:

ヤルノ・トゥルーリのコメントがもっとも印象的。かなり良い感触のようですし、グロックのことにも言及していて、チームを引っ張るキャプテンのような風格を感じますね。

1 キミ・ライコネン(フェラーリ) 予選2位
もちろんポールを獲りたかったけど2位だって全然悪くない。チームはできるだけの結果を出したから僕はハッピーだよ。Q2ではすごく上手くいったのに、Q3の特に2回目のアタックでタイヤを最大限に活かせなかった。コースが滑りやすくなってクルマの力を出し切れなかったみたいなんだ。明日のレースは厳しいものになるだろうね。メルボルンでは良いスタートが切れたから、明日もそうできるよう願ってるよ。

2 フェリペ・マッサ(フェラーリ) 予選1位
すごく嬉しい! Q2ではちょっと苦労したけど、予選の終盤で本当に良い2ラップをまとめることができたんだ。最後の方はちょっと雨がぱらついたけどパフォーマンスには何の影響もなかったよ。前列からスタートすることはとても重要だから、良いレースをしたいね。僕らのクルマはロングランではすごくコンペティティブ。だけどタフなレースになることは確実だ。それでも明日に関しては自信があるよ。

3 ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー) 予選7位
Q3の結果にはがっかりだよ。最後の1周、最初のコーナーはスムーズにいったのに、インラップですごく遅く走っているクルマが現れたんだ。どうも彼らはまだ予選が続いていることを知らなかったみたいだ。ターン4の手前でマクラーレンの2台がライン上をゆっくり走っていてタイムをロスしてしまったよ。0.2秒くらいロスしたんじゃないかな。それだと7位じゃなくて3位になれた計算なんだよ。走りたいラインで走れなかっただけじゃなくて、これはもっと重要なことなんだけど、ブレーキングも自分の思うポイントでできなかったんだ。だけど予選でのクルマには満足してるよ。

4 ロバート・クビカ(BMWザウバー) 予選6位
セカンドローに付くには何かがちょっと足りなかったんだけど、それでも今日のパフォーマンスには満足しているよ。天気がどうなるか分からなかったからスリリングな予選になったね。僕の選んだセットアップだと予選がちょっと難しいのは分かっていたんだけど、この週末はレースの準備にかなり努力したから明日に関しては楽観的に見ているんだ。

5 フェルナンド・アロンソ(ルノー) 予選9位
今日は僕らの最初の目標であるQ3進出を果たせた。ここからは二番目の目標の、レースでのペースを上げてポイント圏内でフィニッシュすることに集中していけるよ。午後のQ3ではもっと良い結果を出すこともできたんだけど、ハイドフェルドと同じでアタック中に他のクルマがゆっくり走っていたから、それに影響されてしまった。残念だよ。明日のレースは面白くなると確信している。メルボルンの時みたいになんとかポイント圏内に残りたいんだ。今は明日のレース準備に集中しなきゃいけないね。

6 ネルソン・ピケ(ルノー) 予選13位
午後の予選にはまあ満足してるよ。午前中にあった最後のフリー走行で前進できたし、予選でもそんなに問題はなかった。もちろん僕はもっと成長しなきゃいけないけど、チームメイトからそれほど離れたところにいるとは思わない。明日がどんなレースになるか楽しみだな。僕の目標はメルボルンよりも上手くやること。そして僕の2回目のグランプリを完走して、できればポイントを獲ることだ。

7 ニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ) 予選16位
信じられないよ。数日前のレースでは表彰台に乗ったっていうのに、今は予選で16位だよ。最後の1周はまあまあ良かったけどね。僕のクルマはここの新しいアスファルトが気に入らないみたいなんだ。スムーズすぎてタイヤがちゃんと仕事をしないから滑ってばかりいるんだよ。このポジションからのスタートじゃ明日はかなり厳しいと思うけど、クルマはレースのコンディションでの方が調子良く走るだろう。雨が降ればちょっとはいいかもね!

8 中嶋一貴(ウイリアムズ) 予選18位
タイムが近接していたからひとつのミスでQ2に進出できなくて、僕にとっては厳しい予選だったよ。どちらにしても明日はグリッドペナルティを受けているから、安定したレースをして絶対に完走しなきゃいけない。パフォーマンスに関しては戦略と相談しながら様子を見ることにする。タフなレースになるだろうね。

9 デイビッド・クルサード(レッドブル・レーシング) 予選12位
第一セクターが午前中のフリー走行より遅くなってしまったのに驚いたよ。メカニカルグリップもなくて、中間のセクターではそれに苦しめられた。この週末に起こったことは気にしてない。レーシングドライバーとしてはクルマに不具合がでるなんて思いもしないんだ。だからそんなこと考えないし、僕はチームのことを信頼してる。

10 マーク・ウエーバー(レッドブル・レーシング) 予選8位
正直、思っていたより良い結果だったよ。昨日はクルマを進歩させるためにたくさん働いて、みんな素晴らしい仕事をしてくれたから明日のレースに向けて良い準備ができた。Q3はQ2よりグリップレベルが低かったから多くのドライバーにとって難しいものだったけど、僕らは明日のレースに向けてはそこそこのポジションにいるよ。メルボルンの半分くらいの荒れ方なら、面白いレースになるだろうね。

11 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ) 予選5位
ここまでは満足な週末だったよ。問題は何も起きなかったし、クルマのパフォーマンスも良くてコンペティティブだった。今日のラップタイムは昨年から大きな進化があったことを示している。みんなこの結果に喜んでいるから、明日のレースも楽しみだよ。ティモも今週末はとても良い仕事をしたから、それについても嬉しく思ってる。これでチーム全体のモチベーションがさらに上がれば、クルマをもっと進化させるためにより一層頑張れるようになるからね。僕はここではいつも良いパフォーマンスをしてこられたから、明日のレースには自信があるんだ。明日は絶対にトラブルなくレースを終えなければいけない。完走できればポイントを獲る自信があるんだ。

12 ティモ・グロック(トヨタ) 予選10位
Q3に進出できて嬉しかったんだけど、僕にとっては難しい予選だった。午前中のフリー走行では予選用のセットアップでオプションタイヤのフィーリングが良かったのに、午後はタイヤを最大限に活かせなくなってしまった。最適なセットアップを見つけ出すのが難しくてね。最終的にはとても良いラップが走れて、最終セクターも上手くいってトップ10に入ることができた。明日の天気がどうなるか様子を見るよ。だけどもしドライになったら、タイヤを上手く使うのが難しくなってしまうな。ここはサーキットの道幅が広いからオーバーテイクの可能性がたくさんある。だけどあまり期待しすぎないようにするよ。このままトップ10で終われるか、もしかしたらポイントも獲れるかもしれないね。そうなったらすごく良いよね。

14 セバスチャン・ブルデー(トロロッソ) 予選19位
2回目のアタックでは15位だったし、クルマの感じも良かったからQ2に進出できたはずだったんだ。だけどふたつ目のコーナーでブレーキに問題が出て、ブレーキペダルをポンピングしてみたんだけどターン4に入るころにはまたペダルが床についてしまって、僕にできることは何もなかった。昨日あまり走れなかったから今週末はかなり厳しい。星は僕らの味方をしてくれないみたいだね。明日は運に恵まれて、天候が荒れるとかしてくれるといいな。

15 セバスチャン・ベッテル(トロロッソ) 予選15位
Q3には全然届かなかったね。メルボルンと違ってこのサーキットは高速コーナーが多くて、僕らには合わなかったみたいなんだ。それでも僕らはベストを尽くしたと思うよ。残念なことに最後のアタックのターン14でミスをしてしまった。もちろんQ3に進出するため、少なくとも少しでも良いポジションにつけようとかなりプッシュしていたんだが、0.2秒ロスしてしまった。でもそこそこ満足だよ。僕らはレースに向けては良いセットアップを持ってると思う。

16 ジェンソン・バトン(ホンダ) 予選11位
11番手でレースを右側のグリッドからスタートできるのが嬉しい。天気は変わりやすく雨の可能性もあったから、Q1とQ2の両セッションで早めにタイムを出しにいった。オプションタイヤで行った最後のアタックにはとても満足してるよ。あと0.1秒でQ3に進むことができたのにね。一番の問題は、プライムとオプションのどちらのタイヤを選ぶかだった。オプションタイヤには苦戦していたのでセッションのほとんどをプライムで走ったけど、他の人はほとんどオプションタイヤを履いていた。だから、トラックにラバーが乗ったところでQ2の最後にオプションタイヤを試してみたら、0.25秒縮められたんだ。今日一番のペースで良いラップを刻むことができたから、ポジションには満足だ。

17 ルーベンス・バリチェロ(ホンダ) 予選14位
午前中にギヤチェンジのトラブルを抱えて、あまり走行できなかったのが残念だったな。予選で遅れを取り戻さなければならなかった。午後にはみんなの努力のおかげで前進できて、結果として14番手に入ったことに満足してる。午前にもう少しマシンセットアップにかける時間があればよかったんだけど、難しい状況の中でベストを尽くしたよ。もし明日も変わりやすい天気が続くなら、トップ10から外れたこの位置のおかげで戦略を調整することができる。午前のフリー走行のことを考えれば予選は良かったし、14番手からならポイント獲得に向けて戦えると思う。

18 佐藤琢磨(スーパーアグリ) 予選20位
今の状況で、今日も皆が素晴らしい仕事をしてくれたと思う。午前中に予選のシミュレーションを行い、良いスピードを見せられてバランスも良かったと思う。予選の一度目の走行ではグリップがかなり低かった上に混み合っていた。最終走行では必要なものを全て揃え、楽しむことができた。明日は良いレースができるように頑張りたい。

19 アンソニー・デイビッドソン(スーパーアグリ) 予選22位
僕たちにとっては今日も厳しい予選だったものの、オーストラリアGPからは少し進歩していると思う。午後の中盤の走行は良かったけど、最終走行ではクルマの一番良いバランスを見つけるのに苦労したよ。

20 エイドリアン・スーティル(フォース・インディア) 予選21位
あまり良い予選じゃなかったけど、正直、午前中のフリー走行もあまり良くなかったからこんなものだと思うよ。またしてもソフトタイヤをちゃんと使えなくて、僕のクルマはそのタイヤだとちゃんと走ってくれないんだ。ハードを試してみたらそっちの方が良かったんだけど、これではレースはできないからね。レースやロングランでの方が僕らは良いみたいだ。メルボルンはまあまあだったから、このクルマにはもっと力があると感じているよ。

21 ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア) 予選17位
Q2進出に0.05秒ばかり足りなかったね。もうちょっとだったのに! 進出できなくてがっかりしてるけど自分のベストを出せたし、あれは素晴らしいラップだった。あれは心強かったな。トップ16、Q2から0.05秒差で、そのセッションのトップタイムから1秒以内の差だったから、これからに期待できるね。チームはここまで素晴らしい仕事をしてくれた。もちろんまだやることはたくさんあるけど、正しい方向に進んでいるから期待してるよ。喜ばしいことだね。

22 ルイス・ハミルトン(マクラーレン) 予選4位
最後のセッションではグリップがあまりなくて、ちょっと苦労したかな。それから路面のでこぼこを見極めるのも結構大変で、ブレーキを暖めたりタイヤをコントロールするのに影響したよ。正直に言うと今日の僕の仕事はパーフェクトとは言えない。明日もっと速く走るためにこれからデータを研究しなきゃね。それでもポジションは悪くないし、レースでは何が起きるか分からないからポジティブに考えていくよ。

23 ヘイキ・コバライネン(マクラーレン) 予選3位
2回連続で2位になれて嬉しいよ。もちろんフロントロウだったらもっと良かったけどフェリペとキミはこの週末中とても強かったから、3位は僕らが達成し得る最高の結果だよ。セッションごとに少しずつ良くなって、Q3は本当に素晴らしかった。明日のレースで僕らの戦略がどう展開するか、様子を見ることにしよう。雨が予想されているから何が起きてもおかしくないよね。

マレーシアGP予選終了後、レーススチュワードはマクラーレンのハミルトンとコバライネンについて、各々グリッド5番降格のペナルティを科す事を発表しました。

これは、予選Q3において、ハイドフェルドとアロンソが各々アタックラップ中、ハミルトンとコバライネンはレコードライン上をクルージングして結果的にハイドフェルドとアロンソのアタックを妨害したという判定とのことです。
ドライバー2人というよりは、マクラーレンチーム側の指示ミスでしょうね。

あと、一貴については兼ねてからの報道の通り、グリッド10番降格のペナルティが既に出ています。
よって、今日のマレーシアGP決勝のグリッド順位は次の通りになりますね。

決勝レーススタートは今日3/23(金)、日本時間16時から。楽しみです。

PosDriverTeam
1マッサフェラーリ
2ライコネンフェラーリ
3トゥルーリトヨタ
4クビサBMW・ザウバー
5ハイドフェルドBMW・ザウバー
6ウェバーレッドブル・ルノー
7アロンソルノー
8コバライネンマクラーレン・メルセデス
9ハミルトンマクラーレン・メルセデス
10グロックトヨタ
11バトンホンダ
12クルサードレッドブル・ルノー
13ピケルノー
14バリチェロホンダ
15ベッテルトロロッソ・フェラーリ
16ロズベルグウィリアムズ・トヨタ
17フィジケラフォース・インディア・フェラーリ
18ブルデートロロッソ・フェラーリ
19佐藤琢磨スーパー・アグリ・ホンダ
20スーティルフォース・インディア・フェラーリ
21デイビッドソンスーパー・アグリ・ホンダ
22中嶋一貴ウィリアムズ・トヨタ

SAF1公式より転載します。

佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
フリー走行3回目 19 位 最速ラップタイム 1分36秒908
予選順位 20番手 ラップタイム 1分37秒087

アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
フリー走行3回目 21位 最速ラップタイム 1分37秒140
予選順位 22番手 ラップタイム 1分37秒481

天気: 曇り (湿度64.2% - 83.2%)
気温: 最低28.3°C 最高30.3°C
コース路面温度:最低35.6°C  最高49.2°C

SUPER AGURI F1 TEAMにとって次に繋がる良いマレーシアGP2日目となった。両ドライバー共にスピード面での小さな改善を感じることができた。

佐藤琢磨

「今の状況で、今日も皆が素晴らしい仕事をしてくれたと思う。午前中に予選のシミュレーションを行い、良いスピードを見せられ、バランスも良かったと思う。予選の一度目の走行では、グリップがかなり低かった上、混み合っていた。最終走行では必要なものを全て揃え、楽しめた。明日は良いレースができるように頑張りたい」

アンソニー デビッドソン

「僕たちにとって今日も厳しい予選だったが、オーストラリアGPからは少し進歩していると思う。午後の中盤の走行は良かったが、最終走行では、車の一番いいバランスを見つけるのに苦労した」

グラハム・テーラー スポーティングディレクター

「とても難しい金曜日の翌日の今日、両ドライバー、エンジニア、メカニック、全てのスタッフが素晴らしい仕事をしてくれたと思う。SUPER AGURI F1 TEAMは再び戦い始めた。今朝は良いフリー走行ができ、車のバランスも昨日より良くなった。新しいECUの規定でウェットコンディションの中では両ドライバーとも走行したことがなかったため、予選中の雨という天気予報に少し心配していたが、幸運にも雨は降らなかった。フォースインディアの1台の車よりも琢磨が上位だという小さな勝利は明日の決勝に向けて希望をもたらしてくれた

Sepang Circuit, Malaysia
2008/3/22

F1キンダーガーテン:ドラスティックな変更で光が見えた--佐藤琢磨

さすが、琢磨のセットアップ能力は素晴らしい!
昨季ホンダRA107ベースのマシンを流用すること自体に対する不安の声がかなりファンの中では兼ねてより多かったわけですが、琢磨はその苦境の中で神がかかなセットアップで挑んでいるように思えてなりません。

<F1キンダーさんの記事より部分引用>

昨日のフリー走行の後のミーティングでひとつの結論を出した。

「前のライバルに比べて1.5秒くらいの差があった。それは細かいセッティングではどうしようもない差なので、なにか大きな変更を加えることを考えました。その結果、全体を固くするセッティングにしてみようと。それがうまくいきました」。

「昨日は、高速コーナーと低速コーナーのバランスがバラバラだった。ハイスピードコーナーのアンダーステアが出ることとを改善できず、ダウンフォースを前に持っていけない。それに、クーリングがうまくいかなくて、ダウンフォースと相談しながらボディを切って対応策を講じた結果がうまくいった。トラクションは下がったけれど、ブレーキング・スタビリティが安定して全体にしっくりいくようになりました。とはいえ、燃料が入っていない状態とニュータイヤという状態なので、明日はなんとも言えないけれど、昨日、ロングランの確認ができているので、明日のレースでは、最後まで走って、やっていることが正しいかどうか方向性を確認したいです。うまくすると、(セッティングを固くしたこが)他のコースでも効果があるかもしれない。固くすることでこのマシンがひとつわかったので、そのデータを今後に活かせるようにしたいです」。

「昨日、ロングランの確認ができている」と述べた琢磨ですが、とは言いつつ走行距離に制約のあるSA08Aで他チーム程のロングランを実際に走れたわけではないのが実情。限られた走行距離の中でロングランシミュレーションも行わなければならない状況、厳しいですが琢磨はその作業を着実にこなし、しっかりと分析しているようです。そして、「全体を固くするセッティング」という言葉の意味。正直言ってそれがどういうマシンセッティングを意味するのか私には理解しきれませんが、限られたマシン走行距離の中でマシン特性を理解しここまで熟成させられる琢磨の能力には感服します。

そして、何よりも前向きな姿勢が良いです。記事ではこうも述べています。

 <F1キンダーさんの記事より部分引用>

前回のメルボルンの予選も悪くなかったけれど、途中まてしか走れなかったので、今回は、2種類のタイヤ比較もできるようにレースを完走したいです」。

勿論リザルトは重要。でもそれよりも、この決勝のレース自体がSAF1にとっては大きな意味でのテストであり、今後チームが右肩上がりに戦力を上げていくための一つの大きな糧にすべきレースなんだ、という決意が強く滲み出ているコメントだと感じました。

ただ正直、チームメート・アンソニーの「泣けてくる」などの後ろ向きなコメントは気がかりです。アンソニーの言うこともとても分かりますが、ここはチーム一丸となって歯を食いしばって頑張って欲しいものです。応援することしか私たちには出来ませんが、こうやって応援することが琢磨や亜久里さんの耳にしっかりと届き、それがモチベーションの一部になっていることと信じていますし、更なる活躍を常に祈りつつ応援し続けます。

かなぁり良い感じだったもので、ご紹介。やっぱり、この曲ですよね、この曲!

【Q1】
予選開始早々、「20分後に雨」の予報が出ます。この情報を受けてか、各車早々にコースに入ります。琢磨もコースイン。3回アタックは出来るのでしょうか?

琢磨のファーストアタックは1:38.775。アンソニーは1:38.974でした。二人ともいったんピットに戻ります。

開始から7分。琢磨が2回目のコースイン。やはり雨を気にしてか動きが早いです。アンソニーも続きます。

琢磨のセカンドアタックは1:38.078。全セクターで自己ベストを上回りました。アンソニーは1:37.603で琢磨を上回ってきました。

その間、トゥルーリがトップタイム!

残り2分少々、琢磨が3回目のコースイン。アンソニーも続きます。中嶋一貴は現時点で17位!

琢磨の3回目アタックは1:37.087。同じく全セクターで自己ベスト更新し20位を確保しました。アンソニーは1:37.481で22位。間に入った21位はスーティルでした。一貴は18位でノックアウトされました。結局、雨は降らずじまいでしたね。

[ここで川井さん情報]
 川井さんがSAF1のグラハム・テーラーと話したところでは、スペアパーツの状況は、「ギアボックスはない、リアサスペンションもない、フロントウィングもない」状況だそうです。本当に、壊したら最後という状況です。

【Q2】
Q1に続き、Q2でもトゥルーリが好調ですね。3位に入ってきました。
中盤、バトンが7番手タイムを出します。だが、これだとQ3進出は苦しいか?

ホンダ勢2台は、惜しくもQ2でノックアウトとなりました。特にバトンは惜しかったですね。代わって10位に滑り込んだのはアロンソでした。そしてトヨタ勢はトゥルーリ7位、グロック9位でQ3進出です。

ここでも結局雨の降らないセパンサーキットでした。

【Q3】
フェラーリの二台が安定的に好調!マッサが昨年のマレーシアGPに続いて連続ポールポジションでした。

PosDriverTeamTimeGap
1マッサフェラーリ1'34"412 
2ライコネンフェラーリ1'34"188- 0"224
3コバライネンマクラーレン・メルセデス1'34"759+ 0"571
4ハミルトンマクラーレン・メルセデス1'34"627- 0"132
5トゥルーリトヨタ1'34"825+ 0"198
6クビサBMW・ザウバー1'34"811- 0"014
7ハイドフェルドBMW・ザウバー1'34"648- 0"163
8ウェバーレッドブル・ルノー1'34"967+ 0"319
9アロンソルノー1'35"140+ 0"173
10グロックトヨタ1'35"000- 0"140
11バトンホンダ1'35"208+ 0"208
12クルサードレッドブル・ルノー1'35"408+ 0"200
13ピケルノー1'35"562+ 0"154
14バリチェロホンダ1'35"622+ 0"060
15ベッテルトロロッソ・フェラーリ1'35"648+ 0"026
16ロズベルグウィリアムズ・トヨタ1'35"670+ 0"022
17フィジケラフォース・インディア・フェラーリ1'36"240+ 0"570
18中嶋一貴ウィリアムズ・トヨタ1'36"388+ 0"148
19ブルデートロロッソ・フェラーリ1'36"677+ 0"289
20佐藤琢磨スーパー・アグリ・ホンダ1'37"087+ 0"410
21スーティルフォース・インディア・フェラーリ1'37"101+ 0"024
22デイビッドソンスーパー・アグリ・ホンダ1'37"481+ 0"380

※中嶋一貴は前戦オーストラリアGPでのペナルティにより10グリッド降格が決まっている。上記は純粋に予選結果。よって、中嶋一貴は22番グリッドから決勝を迎えることになる。

2008-03-22_1631.png

FP3を迎えた二日目も晴れ、ドライセッションでした。

SAF1ですが、ギアボックスのスペアはもはや無く、通常であれば金曜日は「4レースで1ギアボックス」制限にかからないため別のギアボックスを用いて土曜日になって前戦のギアボックスに戻すのが通常の所、それがSAF1はできないため、SAF1の2台は金曜日から決勝で使うギアボックスをそのまま使っている状態です。

それでも、残り14分のところで、限られた走行のの中で琢磨が自己ベストの1:36.908!16位にジャンプアップしました。最終的に琢磨は19位でFP3を終えることになりました。見れば、琢磨の1秒前は10位のグロック(1:35.911)。かなりの台数がひしめき合っているFP3でした。

最下位はバリチェロでしたが、ピット内ではマシンをばらしている姿が見受けられ、何らかのトラブルのようです。
 

PosDriverTeamTimeGapsLaps
1ハイドフェルドBMW・ザウバー1'35"019 18
2ライコネンフェラーリ1'35"262+ 0"24317
3マッサフェラーリ1'35"388+ 0"36917
4トゥルーリトヨタ1'35"389+ 0"37020
5ウェバーレッドブル・ルノー1'35"437+ 0"41816
6クルサードレッドブル・ルノー1'35"653+ 0"63417
7ピケルノー1'35"768+ 0"74915
8バトンホンダ1'35"781+ 0"76219
9ベッテルトロロッソ・フェラーリ1'35"827+ 0"80816
10グロックトヨタ1'35"911+ 0"89221
11ハミルトンマクラーレン・メルセデス1'35"927+ 0"90813
12アロンソルノー1'36"068+ 1"04914
13中嶋一貴ウィリアムズ・トヨタ1'36"183+ 1"16414
14フィジケラフォース・インディア・フェラーリ1'36"229+ 1"21021
15ロズベルグウィリアムズ・トヨタ1'36"490+ 1"4717
16コバライネンマクラーレン・メルセデス1'36"529+ 1"51016
17クビサBMW・ザウバー1'36"618+ 1"59919
18ブルデートロロッソ・フェラーリ1'36"668+ 1"64915
19佐藤琢磨スーパー・アグリ・ホンダ1'36"908+ 1"88914
20スーティルフォース・インディア・フェラーリ1'36"939+ 1"92021
21デイビッドソンスーパー・アグリ・ホンダ1'37"140+ 2"12112
22バリチェロホンダ1'37"703+ 2"6846

F1キンダーガーテン:スーパーアグリの新体制より

やはり、SAF1立役者の一角・オーデット氏はSAF1の新たな体制の下で役割を担うことはないようです。マグマグループとの折衝が前向きに進んでいることは喜ばねばなりませんが、オーデット氏のことはとても残念でなりません。


 スーパーアグリの鈴木亜久里代表は、マレーシアGPの会場で、今後について以下のように語った。

「現在いろいろ折衝しているけれど、概要が決まるのはバーレーンGPの頃になると思う。でも、詳細が決まって、マシンのカラーリングなどを発表できるのは、モナコ辺りになるのではないか。細部が決まってからカラーリングのデザインを考え始めるので、そうなると思う」。

 また、オーストラリアGPともマレーシアGPの会場には、マネージング・ダイレクターのダニエーレ・オーデットは姿を見せておらず、「新体制になってから、彼にはポジションが与えられることはないと思う」、とも。
(MYS/Yamaguchi Masami)

マレーシアGP 初日ドライバーズコメント