SAF1: 2008年3月アーカイブ

SAF1公式より:

佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
16位 走行周回数:54周  最速ラップタイム:1分38秒504(53周目)

アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
15位 走行周回数:55周  最速ラップタイム:1分38秒171(55周目)

天気:晴天 (湿度:66.7% -72.9%)
気温:最低30.1°C 最高31.0°C
コース路面温度: 最低38.6°C 最高46.7°C
 

SUPER AGURI F1 TEAMの両ドライバーは極めて暑く湿度の高いコンディションでの中、よく耐え、マレーシアGPをアンソニーは15位、佐藤琢磨は16位という結果で、チェッカーを受けることができた。

佐藤琢磨

「レースを完走できて良かった。第1スティントと第2スティントは良かったが、第2スティント中に不運にも高速区間でタイヤかすを拾ってしまったため、走行ラインが膨らんでしまい、タイムロスをしてしまった。特に最終スティントでは、ほとんど毎周回、渋滞に見舞われ、最後までスピードに乗れなかったのは残念だった。それでもマシンの信頼性が高いことがわかったことは良かったし、貴重なデータを収集することもできた。厳しいレースだったが、チームにとって良いレースだったと思う」

アンソニー デビッドソン

「今日はチームにとっても僕にとっても良いレースだった。レースを最後まで走り切るのは昨年度のブラジル以来で素晴らしかった。レース自体もとてもうまくいったと思う。スタッフが最高の仕事をしてくれたため、レース中ずっとマシンの信頼性が高かった。タイヤを含め、何の問題もなかった。マシンに乗っていることが快適で、ここぞという時にプッシュすることができた。今僕たちが置かれている状況を考えると、非常に良いポジションでチェッカーを受けることができたと思う」

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表

「とても蒸し暑い厳しいレースになったマレーシアGPでの2台共の完走を非常に嬉しく思う。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれて、今日の2台のマシンが完走したことで、SUPER AGURI F1 TEAMの2008年度シーズンがやっと始まったと感じている」

Sepang Circuit, Malaysia
2008/3/23

SAF1公式より転載します。

佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
フリー走行3回目 19 位 最速ラップタイム 1分36秒908
予選順位 20番手 ラップタイム 1分37秒087

アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
フリー走行3回目 21位 最速ラップタイム 1分37秒140
予選順位 22番手 ラップタイム 1分37秒481

天気: 曇り (湿度64.2% - 83.2%)
気温: 最低28.3°C 最高30.3°C
コース路面温度:最低35.6°C  最高49.2°C

SUPER AGURI F1 TEAMにとって次に繋がる良いマレーシアGP2日目となった。両ドライバー共にスピード面での小さな改善を感じることができた。

佐藤琢磨

「今の状況で、今日も皆が素晴らしい仕事をしてくれたと思う。午前中に予選のシミュレーションを行い、良いスピードを見せられ、バランスも良かったと思う。予選の一度目の走行では、グリップがかなり低かった上、混み合っていた。最終走行では必要なものを全て揃え、楽しめた。明日は良いレースができるように頑張りたい」

アンソニー デビッドソン

「僕たちにとって今日も厳しい予選だったが、オーストラリアGPからは少し進歩していると思う。午後の中盤の走行は良かったが、最終走行では、車の一番いいバランスを見つけるのに苦労した」

グラハム・テーラー スポーティングディレクター

「とても難しい金曜日の翌日の今日、両ドライバー、エンジニア、メカニック、全てのスタッフが素晴らしい仕事をしてくれたと思う。SUPER AGURI F1 TEAMは再び戦い始めた。今朝は良いフリー走行ができ、車のバランスも昨日より良くなった。新しいECUの規定でウェットコンディションの中では両ドライバーとも走行したことがなかったため、予選中の雨という天気予報に少し心配していたが、幸運にも雨は降らなかった。フォースインディアの1台の車よりも琢磨が上位だという小さな勝利は明日の決勝に向けて希望をもたらしてくれた

Sepang Circuit, Malaysia
2008/3/22

F1キンダーガーテン:ドラスティックな変更で光が見えた--佐藤琢磨

さすが、琢磨のセットアップ能力は素晴らしい!
昨季ホンダRA107ベースのマシンを流用すること自体に対する不安の声がかなりファンの中では兼ねてより多かったわけですが、琢磨はその苦境の中で神がかかなセットアップで挑んでいるように思えてなりません。

<F1キンダーさんの記事より部分引用>

昨日のフリー走行の後のミーティングでひとつの結論を出した。

「前のライバルに比べて1.5秒くらいの差があった。それは細かいセッティングではどうしようもない差なので、なにか大きな変更を加えることを考えました。その結果、全体を固くするセッティングにしてみようと。それがうまくいきました」。

「昨日は、高速コーナーと低速コーナーのバランスがバラバラだった。ハイスピードコーナーのアンダーステアが出ることとを改善できず、ダウンフォースを前に持っていけない。それに、クーリングがうまくいかなくて、ダウンフォースと相談しながらボディを切って対応策を講じた結果がうまくいった。トラクションは下がったけれど、ブレーキング・スタビリティが安定して全体にしっくりいくようになりました。とはいえ、燃料が入っていない状態とニュータイヤという状態なので、明日はなんとも言えないけれど、昨日、ロングランの確認ができているので、明日のレースでは、最後まで走って、やっていることが正しいかどうか方向性を確認したいです。うまくすると、(セッティングを固くしたこが)他のコースでも効果があるかもしれない。固くすることでこのマシンがひとつわかったので、そのデータを今後に活かせるようにしたいです」。

「昨日、ロングランの確認ができている」と述べた琢磨ですが、とは言いつつ走行距離に制約のあるSA08Aで他チーム程のロングランを実際に走れたわけではないのが実情。限られた走行距離の中でロングランシミュレーションも行わなければならない状況、厳しいですが琢磨はその作業を着実にこなし、しっかりと分析しているようです。そして、「全体を固くするセッティング」という言葉の意味。正直言ってそれがどういうマシンセッティングを意味するのか私には理解しきれませんが、限られたマシン走行距離の中でマシン特性を理解しここまで熟成させられる琢磨の能力には感服します。

そして、何よりも前向きな姿勢が良いです。記事ではこうも述べています。

 <F1キンダーさんの記事より部分引用>

前回のメルボルンの予選も悪くなかったけれど、途中まてしか走れなかったので、今回は、2種類のタイヤ比較もできるようにレースを完走したいです」。

勿論リザルトは重要。でもそれよりも、この決勝のレース自体がSAF1にとっては大きな意味でのテストであり、今後チームが右肩上がりに戦力を上げていくための一つの大きな糧にすべきレースなんだ、という決意が強く滲み出ているコメントだと感じました。

ただ正直、チームメート・アンソニーの「泣けてくる」などの後ろ向きなコメントは気がかりです。アンソニーの言うこともとても分かりますが、ここはチーム一丸となって歯を食いしばって頑張って欲しいものです。応援することしか私たちには出来ませんが、こうやって応援することが琢磨や亜久里さんの耳にしっかりと届き、それがモチベーションの一部になっていることと信じていますし、更なる活躍を常に祈りつつ応援し続けます。

F1キンダーガーテン:スーパーアグリの新体制より

やはり、SAF1立役者の一角・オーデット氏はSAF1の新たな体制の下で役割を担うことはないようです。マグマグループとの折衝が前向きに進んでいることは喜ばねばなりませんが、オーデット氏のことはとても残念でなりません。


 スーパーアグリの鈴木亜久里代表は、マレーシアGPの会場で、今後について以下のように語った。

「現在いろいろ折衝しているけれど、概要が決まるのはバーレーンGPの頃になると思う。でも、詳細が決まって、マシンのカラーリングなどを発表できるのは、モナコ辺りになるのではないか。細部が決まってからカラーリングのデザインを考え始めるので、そうなると思う」。

 また、オーストラリアGPともマレーシアGPの会場には、マネージング・ダイレクターのダニエーレ・オーデットは姿を見せておらず、「新体制になってから、彼にはポジションが与えられることはないと思う」、とも。
(MYS/Yamaguchi Masami)

SAF1公式リリースより転載します。

何度か走行距離に制限があるかのような記載が出てくるのが気になりますね。何かのパーツの制約でしょうが、何でしょうか?ただ、概ね前向きのコメントが出ていてその点では安心できる内容です。トップとは4秒程度水をあけられていますが、SAF1なりのペースで着実に前との差を詰めていってもらいたい所です。


佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
フリー走行1回目 20位/11周/最速ラップタイム 1:40.178
フリー走行2回目 19位/27周/最速ラップタイム 1:39.021

アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
フリー走行1回目 21位/14周/最速ラップタイム 1:40.351
フリー走行2回目 20位/30周/最速ラップタイム 1:39.361

天気 晴天 (湿度:最低47.0% - 最高71.0%)
気温 最低28.4°C - 最高34.2°C
コース路面温度 最低39.2°C - 最高57.1°C

SUPER AGURI F1 TEAMにとって、今日は、今後に繋がるような心強い2008年マレーシアGPの最初の一日となった。限られた周回数の中、チームはテストプログラムを終了させることができた。明日のフリー走行3回目では、引き続きスピード面の改善に取り組む。

佐藤琢磨

「今日はとても良い金曜日のフリー走行だった。制限された周回数の中でも、予定していたほとんどのことができた。オーバーヒートの問題は少しあったが、周回毎に問題を解決でき、着実に進歩することができた。また、終盤には車もグリップを増し、いくつかのセットアップを試した。日は車に関して更なる理解を深めることができたので、明日の午前中は、予選に向けてスピード面を強化したい

アンソニー デビッドソン

「今日はメルボルンのどのセッションと比べても、はるかに収穫の多い一日だった。車の信頼性もあり、二人のドライバーで建設的なタイヤのテストもすることができた。今日のところの車のバランスに比較的満足している。新しいエンジニアのリチャードを始め、皆、今日は素晴らしい仕事をしてくれたと思う」

グラハム・テーラー スポーティングディレクター

「今になって、冬のテスト不足が響いてきて、スタート時点では、両ドライバー共に車のバランスには特に満足していなかったが、今日は幅広い分析を行った。引き続き、セッティングをつめていきたい」

Sepang Circuit, Malaysia
2008/3/21

ホンダF1とSAF1が3/10に今期F1活動に向けての記者発表を行ったわけですが、その際に収録された動画6本がホンダのサイトにアップされていました。

なかなか見ごたえがありました。

  • ロス・ブロウンロス・ブロウン
  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン
  • ルーベンス・バリチェロルーベンス・バリチェロ
  • 鈴木亜久里鈴木亜久里
  • 佐藤琢磨佐藤琢磨
  • アンソニー・デビッドソンアンソニー・デビッドソン
  •  

    TAKU-STYLE.comさんのところで、2008年開幕戦・オーストラリアGP仕様のSA08Aの壁紙が公開されています。

    おそらく期間限定なので、一度覗いてみては?

    ちなみに、TAKU-STYLE.comさんでは新車のことを「SA07B」と表現されています。
    当サイトではオーストラリアGP期間中、「SA08-A」と表現する機会が多かったのですが、SAF1公式プレスリリースの中では「SA08A-05」(アンソニー車)、「SA08A-06」(琢磨車)と表現されていました。
    このハイフンの後ろはシャシーナンバーと思われますので、公式プレスを最優先に、今後当サイトではSAF1の新車のことを「SA08A」と表現したいと思います。

    とは言え、第3戦・バーレーンGPにはRA108完全仕様の車が登場するという噂も?
    だとすると、SA08Aは短命かもしれませんが、それはそれで良いということで・・・

    オーストラリアGP決勝まで5分を切りました。
    待ち切れずにsuttonで写真を漁ったところ、いつもの集合写真その他を発見!

    それにしても、琢磨とデビッドソン小っちゃ!!座る位置とか高さ調整とかやりようなかったんでしょうか?

    d08aus3234.jpg

    d08aus3244.jpg

    d08aus3250.jpg

    ホンダプレスリリースよりSAF1部分のみ抜粋)

    佐藤琢磨
    3回目フリー走行 21番手 1分28秒363
    予選 20番手 1分28秒208

    「今日のパフォーマンスにとても満足しています。今ある状況の中ではあるが、全てがうまく進んだ。昨日は厳しい幕開けだったが、今はまるでここに帰ってきた僕らをメルボルンが歓迎してくれているかのようだ。トラクションコントロールなしで走行した、初めての予選を楽しんだ。マシンは当初、ややバランスが悪かったが、3度目の走行では速いタイムを出せるようになった。今日はとてもいい一日だったので、明日はきっと完走できると期待したい」

    アンソニー・デビッドソン
    3回目フリー走行 22番手 1分28秒912
    予選 22番手 1分29秒059

    「僕にとっては難しい予選だった。あまりラップ数を消化できないまま予選に進めば、限界まで攻めるのは厳しくなる。予選セッションの間、ずっとセットアップ作業にあたっていた。だから、この位置はベストではなかったけれど、事態はこれからよくなっていくだろう。最後のアタックでは0.3秒ほど速さを出せていたはずだが、フォースインディアのマシンがスピンして、イエローフラッグが出たので、引き下がらなければならなかった。よくあることだけれど、残念な結果に終わった一日だった」

    グラハム・テーラー|SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター

    「今日は予期しないことがたくさん起こった。チームの合言葉が、『闘志』から『勇気』に変わったように思う。我々は戦いつつ、パフォーマンスを引き続き改善していく。予選では、冬季テストの間に予選に向けた走行ができなかったことを考えれば、ドライバーたちは大変いい仕事をしてくれた。新しい予選方式のもと、両マシンは効果的に3回の走行を行い、状況をうまく活用した。琢磨が他の1台を抜いたのはすばらしかった。今は、明日のレースを楽しみにしている」

    F1-LIVE.com:スペアパーツ不足がデビッドソンの状況を不利に
    f1gpnews:スーパー・アグリ、クラッシュはできない
    F1キンダーガーテン:力を出し切った--佐藤琢磨

    いやぁ、ビックリです。まぁ言われてみれば十分ありえる話と納得も出来ますが、予想していない話でした。

    SAF1のマシンパーツはギリギリで、マシンがクラッシュした場合はパーツ不足に陥り次戦・マレーシアGPを欠場する可能性もあるとのことです。

    そういう台所事情故に、アンソニーには周回を重ねる程リスクを犯している意識が付きまとっているとのことです。

    一方の琢磨はスペアパーツの事に言及する発言は見ることがありませんが、F1キンダーガーテンの取材でスタート練習は無しでぶっつけ本番と述べている中で、『パーツがなくて、アンソニーがTかーのものを使ってしまったので、練習できませんでした。でも、大丈夫。テストでいくつかデータを拾っているので、それをベースに、間違えないように無理せずにやります』と話しています。スターと練習に必要なパーツというのが何を指すのか全く見当付きませんが、何れにせよすべての面において余裕の無い状況での戦いなのだということを改めて痛感した次第です。

    私は、FPや予選を見ていて、正直「他チームとのタイム差」ばかりを気にしていたような気がします。予選で琢磨がピケを上回るグリッドを獲得した時も、CS放送見ながらテレビの前で思わずガッツポーズしたりもしました。
    しかし、スペアパーツの問題を聞いて考えを改めるべきと認識しました。走行中にクラッシュ等で車を壊してマレーシアGPに欠場するなどという事態は何とか避けなければなりません。また、SA08-Aは未だレースディスタンスのロングランを経験したことの無い車です。決勝レースもシェイクダウンの延長戦と捕らえ、しっかりとトラブルフリーで完走すること、それこそが今のSAF1に重要なことだと認識が変わりました。

    トラクションコントロールシステムが廃止されてドライバーの腕が試されるスタートということで琢磨のロケットスタートを期待する自分もいたわけですが、経験の浅いピケ辺りにぶつけられたりしては泣くに泣けません。

    ①完走。②終始一貫して車のスタビリティが良いこと。③トロ・ロッソやフォース・インディア辺りと比較してそん色ないタイムをレース終盤まで維持して叩き出せる事。この辺りを明日のレースの見所にすえたいと思います。

    順位を気にするのは・・・第3戦のバーレーンGP辺りからですかね。

    SAF1が、ワイヤレスネットワーク(無線)機器ベンダーのProxim Wireless社(米国)とスポンサー契約を結んだとのことです。

    SAF1のWebサイトにはまだリリースが出ていませんが、Proxim Wireless社のサイトにはプレスリリースが掲載されています。(ちなみに同社には日本法人もあり、SAF1関連プレスリリースは掲載されていませんがどのような会社からは日本サイトの方がわかりやすいかもしれません。)

    金銭面でなく現物支給系のスポンサーではありますが、SAF1のピット無線に同社の製品が投入され、回線をリースしなくて済む分コスト削減の効果が得られるという点がメリットになるでしょう。

    今のところ、オーストラリアGPを走っているSA08-Aの車体にProxim Wireless社のロゴは見つけることができません。もしかするとどこかに小さく貼ってあるのかもしれませんが。

    SAF1の新たなパートナーであるマグマグループのマーティン・リーチ氏ですが、オーストラリアGPに現れています。

    以下は、suttonで見つけた一枚。suttonでは「左:グラハム・テーラー、右:マーティン・リーチ」と説明していますが、左側の人物はどう考えても・・・マーク・プレストン氏ですよね。

    d08aus1875.jpg

    一説によるとマーティン・リーチ氏は3/14(金)朝のSAF1ピットガレージ内でスタッフに何やら挨拶したそうです。何を話したんだか、そしてマーク・プレストン氏と何を話しているんだか大いに気になりますねぇ。

    SAF1公式:2008年 オーストラリアGP フリー走行

    佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
    フリー走行1回目 19位/ 7周/最速ラップタイム 1:31.048
    フリー走行2回目 21位/16周/最速ラップタイム 1:30.663

    アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
    フリー走行1回目 20位/ 7周/最速ラップタイム 1:31.771
    フリー走行2回目 22位/ 8周/最速ラップタイム 1:31.527

    天気 晴天時々突風 (湿度9.5 - 19.3%)
    気温 31.3 - 37.8°C
    コース路面温度 34.0 - 46.0°C

    今日、オーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットにてSUPER AGURI F1 TEAM はSA08を初披露し、2008年のシーズン開幕を迎えた。

    暑く、風の強い天候の中で、初日の走行が始まった。午前中のフリー走行では、両ドライバーのために、インスタレーションラップ、グリッド進行のシミュレーションやシステムチェックが行われた。アンソニーの午後の走行は早めに切り上げられたが、佐藤琢磨は予定通りにテストプログラムを終了した。

    佐藤琢磨

    「2008年シーズン初日を迎えて、とてもうれしいです。もちろん、冬のテストが完了できず、初日から片付けるべき課題がたくさんあった。しかし、マシンが走り、チームが活気づいているのはいいことだ。当然、やることはたくさんあるが、全体としてはいい一日だった

    アンソニー デビッドソン

    「今日は厳しい一日だった。最初から限られたプログラムを予定していたとはいえ、午後の走行時間を縮めなければならなかった。明日はもっとグリップが増して、そこから前進していけることを期待している」

    グラハム・テーラー スポーティングディレクター

    「メルボルンに来ることができて、われわれはとても喜んでいる。しかし、メルボルンの方はわれわれに会ってもそううれしそうではないようだ。今日は厳しい一日で、われわれは、他のチームが冬のテストで終えることができたチェック項目を片付け、これからのシーズンにむけて段階的なアプローチをしていく。午前のフリー走行では、アンソニーはフルグリッドでのシミュレーションを、一方で琢磨はグリーンフラッグ状態でのシミュレーションを行った。予期していたいくつかの新車特有の問題が起こり、オーバーヒートする場面もあったが、その他に関し、午前はうまくいった。残念なことに、想定外の要因により、冷却部に問題が起こったことで、アンソニーの午後の走行は短縮されてしまった。明日はもっと距離を稼げるように、今夜これらの問題に取り組む必要がある」

    Albert Park, Melbourne
    2008/3/14

    SA07B(20070314).jpg

    途中経過の記事でも書いた通り、中盤までインスタレーションラップしか行わなかったSAF1の2台ですが、終盤にようやく走り込んでくれました。琢磨・デビッドソン共に7周。インラップ/アウトラップを除く計測ラップは恐らく3周づつだったと思われます。

    その中、実質上のシェイクダウンでもある割には他チームとのギャップはさほど無かったと言っても良いのではないでしょうか?これで、またFP2が楽しみになってきました。

    心配なのは、ウィリアムズ勢。ニコ・ロズベルグと中嶋一貴の車は共に、ギアボックストラブルを抱えて満足な走行が行えなかったようです。あんなに直前のテストで好調だったのに!?まぁFP2で持ち直してくるでしょうから心配はいらないですね。ただ、今年からギアボックスは4戦使用することが義務付けられていますので、ギアボックスの信頼性に係るトラブルだとすると、この先心配の残るところです。

    また、ネルソン・ピケJrがコース上にマシンを止めてしまい赤旗中断がありました。でも中断は数分間のみでした。

    Pos Driver Team Time Gap Laps
    1 ライコネン フェラーリ 1'26"461   25
    2 ハミルトン マクラーレン・メルセデス 1'26"948 + 0"487 21
    3 マッサ フェラーリ 1'26"958 + 0"497 25
    4 コバライネン マクラーレン・メルセデス 1'27"114 + 0"653 19
    5 ウェバー レッドブル・ルノー 1'28"263 + 1"802 18
    6 アロンソ ルノー 1'28"360 + 1"899 22
    7 クビサ BMW・ザウバー 1'28"579 + 2"118 12
    8 グロック トヨタ 1'28"913 + 2"452 16
    9 ベッテル トロロッソ・フェラーリ 1'28"957 + 2"496 22
    10 トゥルーリ トヨタ 1'29"014 + 2"553 23
    11 バトン ホンダ 1'29"124 + 2"663 25
    12 フィジケラ フォース・インディア・フェラーリ 1'29"230 + 2"769 24
    13 クルサード レッドブル・ルノー 1'29"301 + 2"840 5
    14 ブーデ トロロッソ・フェラーリ 1'29"363 + 2"902 32
    15 バリチェロ ホンダ 1'29"533 + 3"072 17
    16 ハイドフェルド BMW・ザウバー 1'29"561 + 3"100 7
    17 スーティル フォース・インディア・フェラーリ 1'30"155 + 3"694 13
    18 ピケ ルノー 1'30"357 + 3"896 21
    19 佐藤琢磨 スーパー・アグリ・ホンダ 1'31"048 + 4"587 7
    20 デイビッドソン スーパー・アグリ・ホンダ 1'31"771 + 5"310 7
    21 中嶋一貴 ウィリアムズ・トヨタ 1'35"053 + 8"592 3
    22 ロズベルグ ウィリアムズ・トヨタ No time   3

    2008年F1世界選手権が開幕し、SAF1にとっては2008年仕事始めとも言えるフリープラクティス1(FP1)を迎えています。日本時間8:00~9:30で、ここまで前半45分ほどが経過したところ。

    各車、FP1開始早々にインスタレーションラップを開始します。琢磨とデビッドソンが駆るSA08-Aも開始から約10分後にようやくコースイン。インスタレーションラップのみでピットに帰っていきます。

    その後、若手ドライバー・中段チームを中心に本格的な走行が始まっています。今のところの一番時計はハミルトンの1:27.085。ところがSAF1の2人ときたら・・・

    未だ、ピットの中です。と思ったら47分経過時点頃にデビッドソンがコースインしましたが、またもインスタレーションラップのみで再びピットに収まってしまいました。

    他のチームよりもガンガン走りこまなければならないはずのSAF1ですが、実質的なシェイクダウンに当たる今の時間帯、初期トラブルが出ていると見るのが妥当なところでしょう。

    まぁしかし、冷静に考えれば初期トラブルは仕方がありません。むしろ、予選や決勝でトラブルが出ないよう、今のうちに初期トラブルは出しつくして対策を尽くしておかねばなりません。今はその一環だと思って一ファンとしては我慢するしかなさそうです。

    日経トレンディさんが、「究極のモータースポーツ!2008 F1グランプリ完全ガイド」と称したネット特集記事を掲載してくれました!

    そして、この目玉記事が何といっても、琢磨のロングインタビュー!
    2008-03-14_0012.png

    で、インタビューそのものもとてもボリュームがあり読み応え080313_part01_06.jpgがあるので読んでいない方は是非!!なのですが、私がここで注目するのは琢磨が身にまとっているレーシングスーツと、記事の中で一枚だけ登場する2008年型TSキャップをかぶった琢磨の姿です。

    これまでと同様に「白・赤・黒」の3色なのですが、今回のは白ベースでなく黒ベース!白はほとんどありません。黒ベースにするだけで、同じ3色でも随分とイメージが変わるものですね。かなり、良い感じに見えます。

    そして、スーツの数か所に見える「OMP」のロゴ。同社のWebサイトを見た感じ、レーシングウェアやアンダーウェア、ヘルメットなどと手がけるメーカーのようですので、この度のSAF1の新レーシングスーツはOMP社の現物支給(一応スポンサー)ということでしょうか?

    そして、余談ですが、某*chの掲示板では、このレーシングスーツが「デカレッドそっくり」と話題になっていました。dekared.jpgデカレッドとは、テレビ朝日系列の戦隊ヒーローシリーズで数年前に放送された「特捜戦隊デ カレンジャー」の主役で、私は実はこの番組に結構ハマっていた人です。(そんな事はどうでも良いですね。)

     

    さて、次にキャップの方ですが・・・こちらの写真です。

     

    080313_part01_27.jpg2007年型キャップと比べると一目瞭然ですが、強いアクセントになっている横の赤い線が目を引きます。これまた欲しくなりますね!

     ↓これが2007年型。

    2007cap.jpg

     

     

     

     

     

     

     

    記事によれば、この左の2008年型キャップの発売予定は5月頃、琢磨公式サイトのショッピングモールで発売される予定とのことです。(ただし、「なおデザインは変更される可能性があります」との注釈も付いていましたので悪しからず)

    f1gpnews:フライ、スーパー・アグリは強くなる

    ホンダF1のニック・フライとマグマグループの関係については既に報道がなされていますが、肉揚さん本人の言葉でマグマグループとSAF1の関係について言及された記事というのは、初めて見ました。

    肉揚さんは次のように語っているといいます。

    「(マグマグループ代表である)マーティンのことは30年前から知っていた。今回の件はシルバーストーンから話をしてきており、結論を出すのに非常に長くかかってしまった。他にも多くの選択肢があったものの、可能なオプションはそれほどなかったんだ。彼はマシンを知っているし、レースをしている。きっと亜久里側とは良い仕事をしてくれるはずだよ。今回の譲渡についてホンダ側は非常に満足しているんだ。今後、スーパー・アグリとホンダの関係は替わりはじめるだろう。2010年には完全に独立したコンストラクターズになる予定だったが、その契約よりも1年早くその大部分を実行することになるだろう。

     SAF1(とトロ・ロッソ)が2010年には完全に独立したコンストラクターチームになる必要があることは以前から言われていることですが、フライ氏は、SAF1としては来年2009年にはかなりの部分で早くも実現できるだろうと述べているわけです。となると、2009年においては、少なくともシャシー部分についてホンダのRA108またはRA109のシャシーを採用せず自前のシャシーを用意できる見通しだと読み取ってもよいのではないかと推測できます。

    今後の動向に注目です。

    f1gpnews:デイビッドソン、安心した

    SAF1のデビッドソンは、無事開幕を迎えられるにあたり、以下のように話しているといいます。

    「なんとかここにこれて安心したよ。ただ今回のレースは正直数あわせのような状態になるだろうね。ネガティブに聞こえるかもしれないけど、決してそんなことはないんだ。ここ数週間、チーム状態は本当に酷いものだった。それだけに飛行機に乗って、ここにたどり着いたことは本当に素晴らしい気分なんだ。」

     これが琢磨なら、こういう言い方は決してしませんね。チームの状態が酷かったのは事実でしょうが、何とか形にするために努力してきた亜久里さんを始めとする経営陣に対する敬意の気持ちの微塵も感じられません。

    一方では、f1gpnews:スーパー・アグリ、リストラへ によれば、SAF1チームのリストラによってダニエル・オーデット氏が更迭される可能性が高いようです。これまでチーム立ち上げのときから亜久里さんと二人三脚になりチームを立ち上げ、リーフィールドのファクトリーの確保や優秀なエンジニアの獲得に大きく貢献してきたオーデット氏がリストラされるというのはとても心痛む思いです。また、フェラーリ監督経験やランボルギーニでの活躍などによりバーニー・エクレストンとのパイプも太く、カスタマーカー問題などの交渉におけるキーマンでもあるわけで、今後のチーム運営においてもこの人の存在が欠けることは大きな痛手ではないかと思います。とても、残念です。

    思えば昨年のSAF1ファンミーティング、オーデット氏も来ていました。開始前にファンの前に突然現れたオーデット氏に対し、英語でのコミュニケーションに躊躇いを感じた私は一言も話しかけることができませんでした。今思えば、この時の躊躇が後悔されます。

    さて、同記事では「鈴木亜久里についても新たなる役割が与えられる」「チーム名は変更されないが、ブランドイメージ変更のためにモナコGP前後からマシンカラーが大きく変更になる予定」とも伝えています。亜久里さんの新たな役割とは何でしょうか?形だけの「チームの顔」のような存在になってしまうのだとするなら寂しいことですが、株式譲渡の報道の中マグマグループとしてもこの辺りは最大限譲歩してくれている(SAF1としても交渉の過程で譲れなかった)ところなのでしょう。

    チームのウェアについては色々写真が出回り始めていますのでまた別記事で取り上げたいと思いますが、肝心の車の方は部分的に写真は出ていても、まだ全貌は姿が確認できません。

    何れにしても、オーストラリアGPフリープラクティス1はもう目前、明日3/14(金) AM8:00(日本時間)です。仕事は重役出勤にしつつ、LTにかじりつきたいと思っております。

    今日は完全に出遅れましたねぇ。先の投稿でも書いた通り、大阪に日帰り出張してたもんで、今先ほど帰宅してニュースを追っかけていますです。

    まずは、何はともあれSAF1の公式リリースから行ってみましょう。

    SUPER AGURI F1 TEAMが新たなパートナーと2008年度ドライバーラインアップを発表

    本日、SUPER AGURI F1 TEAMはMagma Groupがチームの取得を行うことで両者が合意したことを発表した。あわせて、Magmaと本田技研工業株式会社は、今後もホンダがSUPER AGURI F1 TEAMにテクニカルサポートとエンジン供給を続けることで同意している。この一連の手続きがすべて終了するまでにはまだ数週間かかる見通しであり、それまではこの件に関する一切のコメントとリリースを控えさせていただくことになる。

    SUPER AGURI F1 TEAMは今後、ホンダおよびMagmaとともに、チームの向上を目指していけることを喜ばしく思っている。

    また、2008年度のSUPER AGURI F1 TEAMのドライバーは去年と同じく、佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンで参戦することをあわせて発表する。

    鈴木亜久里:チーム代表
    「やっと新しいパートナーを発表することが出来ることをうれしく思う。今後、Magmaと末永く良き関係を築いていけることを楽しみにしている。
    今年のドライバーに関しては前々から彼らと一緒に仕事を続けていきたいと言っていたことであり、全く心配していなかった。今年も彼らがいてくれることでチームにとっては非常にプラスになると思う。アンソニーは今年が2年目のフル参戦となるので、ポイント獲得を期待している。琢磨は去年の素晴らしい仕事ぶりをまた今年も発揮してくれることを期待している。今年は面白いシーズンになると思うし、彼らがいい結果を出せるようにチームとして最善の努力をしていくつもりだ」

    佐藤琢磨
    「今までの2年間のいい流れを今年もSUPER AGURI F1 TEAMで続けていけることをすごくうれしく思うし、2008年がすごく楽しみだ。オフシーズンの準備は思うように進んでいないのは事実だが、我々はいつもこのような逆境をみんなのファイティングスピリットで乗り越えてきた。この気持ちを今シーズンも保ち続けて、準備の遅れを取り戻していければと思っている。今シーズンからはトラクションコントロールが廃止され、レースがより面白くてエキサイティングなものになると思う。オフにはハードなトレーニングをずっと続けてきたし、出来るだけのことはしてきた。メルボルンではチームとしていい結果を出したいと思っているし、シーズンもベストを尽くしたい」

    アンソニー・デビッドソン
    「去年のいい結果に続き、今年もSUPER AGURI F1 TEAMで2年目を迎えることができることを非常に楽しみにしている。少ししかテストはできなかったが、上手くいったと思うし、新しいMESシステムの導入を踏まえたマシンの開発も上手く進んでいると思う。オフでは自分のトレーニングに集中してきたし、今シーズンがどのような展開になるか分からないが、準備は万端だと思う。また一丸となって頑張っているチームのみんなとホンダには感謝の気持ちで一杯だ」

    MagmaGroupとは
    Magma Groupは世界的な経済状況の変化に伴い、その影響を受ける自動車、技術業界に注目し、ビジネス展開を進めていくユニークな企業である。
    www.magmagroup.eu

    Leafield, UK
    10 March 2008

    ということで、MagmaGroupがSAF1の株式を取得し、ホンダの支援は引き続き得られ、チーム体制はドライバーラインアップも含めそのままということです。ここ数日出ていた噂の通りになりました。
    亜久里さんの発表会でのコメントで重要なのは以下の部分ですね。

    『マグマ・グループとはチーム株式のことを含めて話しをしている。マグマとは基本的な合意で,詳細はこれから煮詰めてゆく。基本的にはSAF1として参戦し,コンセプトは変えない。開幕戦はSA08というか,SA07Bで参戦してゆく。本当は冬に色々と試していくというかたちだが,(冬にテストができず)二人のドライバーには迷惑をかけるが,良いものにしていってくれると思うよ。』

    MagmaGroupについては、FMotorsportsさんが詳しい記事を掲載されていますので、そちらをご参照ください。またマシンカラーリングなどは、まだ決まっていないようです。Aカンパニー秋田さんがカラーリングはまだ分からないと本日述べているようですので。(でも、遅くとも金曜日には現物のマシンに施されるカラーリングがすべてを物語ってくれるでしょうが。)

    なお、ホンダから配布された資料の中には以下のメッセージがあったと伝えられています。我々の悲痛の叫びがホンダの役員の耳にも届いていたという解釈で良いと思います。とてもうれしい限りです。

    大島裕志 本田技研工業 広報・モータースポーツ担当執行役員のコメント:
    「スーパーアグリF1チームに関しては、ホンダに対しても多くの皆様から心配や励ましの声をいただきましたが、参戦が決まり、嬉しく思っております」

    他にもいろいろ書きたいことはあるのですが、今日は月曜日にして疲労困憊につき、ここまで。

    スポルトは明日チェックするとしよう。あと、明日のトウチュウは絶対に買いですね。

    IMG_2205.JPG IMG_2183.JPGこのブログでも何度か取り上げ、既に他のサイトやブログでもあちこちで取り上げられていますので今更になってしまいましたが佐藤琢磨自身が編集長を務めた『Formula TAKUMA』が3/7に発売になったのを受け、3/8(土)に渋谷HMVで刊行記念のトークショー&握手会が開催されました。

    このイベントに参加できたのは私を含む150名のファン。15:00からイベン ト開始と思いきや、最初に始まったのはマスコミ取材。マスコミによるフォトセッションに続き、数人の記者からの質問に琢磨が応じました。

    琢磨:「今日は、公開囲み取材といIMG_2186.JPGうことで。(笑)」

    という笑いを取る中、ファン150名が耳を片たむける中マイクを通じて琢磨は取材に応じていました。

    Q:チームのことは今日は話なしということなんですが、チームがああいう状況でなかなかテストができない中で、どういうトレーニングというか準備をしてきたんですか?
    A:このオフはほとんどこの編集実務で終わってしまった感じで、冗談じゃないぐらい大変で、もちろんf1が本業なんですけどテストは趣味みたいな感じになってしまいまして。でも準備は着々と進んで開幕まで一週間控えましたけど、今はメルボルンに立つのをすごく楽しみにしているし、こうして本も無事出版できたので、すごく嬉しいです。

    Q:新しい車まだ走れていないと思うんですが、メルボルンではどういうスケジュールになるんですか?
    A:でも毎年変わらず、開幕戦は華やかな雰囲気もあるし。月曜日に記者会見終えた後オーストラリアの方に飛びますけど、時差も少しあるんで、少し体調をコントロールして体を動かして木曜日サーキット行って金曜日からの走行に備えたいですね。

    Q:去年は開幕戦からすばらしいパフォーマンでしたけど月が進むIMG_2207.JPGごとに尻下がりみたいになってしまいました。今年はテストできていないこともありますけど、徐々に日本gpに向けて尻上がりに行けそう?
    A:ていうかこれホンダ記者会見?というのは冗談ですけど。今年はちょっとシーズンスタート、準備不足というところはどうしても避けられないんですけど、開幕から全力で行きたいし、去年後半戦苦しかったんで、今年に関しては全く逆の展開でシーズンを精いっぱい戦いたいな、と思っています。

    ここで、司会者から、本についての質問を、と一言あり。ここから編集に関する苦労話の質疑ばかりになったので、ここでは内容紹介は割愛させていただきます。(省略部分他はF1-live.comの記事の方で紹介されていますのでそちらでどうぞ。)

    IMG_2195.JPGさて、マスコミ向けが終わり、ここで琢磨はいったん退場してフォトグラファー・熱田 護氏と共に再入場。そしてここからがTalk&握手会本番です。

    本の刊行にあたっての撮影時の「事件」の数々のエピソードを披露。撮影禁止のスーパーマーケットで警備員につかまって撮った写真をほとんど消されてしまったことや、モナコでMiniで走行中にギヤが逝って熱田さんなどが車を押した話、自転車の撮影でコーナーでアウトインアウトを決めて走ったが対向車線を来る車で熱田さんが引かれそうになった話などを聞かせてくれました。(Forza Formula1 さんTopNews.jpさんの記事も参照

    IMG_2197.JPGそして次は握手会。
    握手の時に渡されたFormula Takumaは琢磨本人の直筆サイン入り。そして、サプライズプレゼントとしてタクTシャツのプレゼントもありました。

    最後に琢磨から締めのコメント。

    『開幕前にファンの皆さんに会える機会というのはなかなかないので、今回こういう形でステージを提供していただいてスタッフの皆さんありがとうございました。本も無事完成したので、あとはスーパーアグリの車を完成させて、本は編集長で、車は編集長というわけにはいかないですけども、ドライビングの方をまた精いっぱい頑張って。これまでもスーパーアグリはいくつもの困難を乗り越えてきたので、メルボルンから精いっぱい頑張ってまた良いシーズンにしたいと思います。次に帰ってくるのは日本グランプリ直前になるかもしれませんけど、それまで応援をよろしくお願いします。がんばります。どうも、今日はありがとうございました。』


    チームの状況について細かい話は一切なしだったのは少々残念ですがそこは仕方がないところでしょう。それよりも、琢磨の口から聞けたメルボルンに向けての力強い言葉。そして、3/10(月)記者会見への参加。これらは私を安心させるに十分なものでした。そして、タクTのプレゼントも大きなサプライズ。Formula TAKUMA表紙に直筆サインをもらえたことだけでも嬉しいのに、本代だけでイベント参加+Tシャツゲットまで出来てしまったこのお得感には脱帽でした。

    一部のファンからは応援メッセージ入りのフラッグ贈呈などもあったりして、琢磨に我々ファンの熱い声援が改めて届いたことと思います。私も直接、僭越ながら握手の際に檄を飛ばさせていただきました。

    あと、Formula-Web.jpさんのところで先日『「SUPER H2O」,選手への支援を終了!?』という記事が掲載されていたように、アサヒ飲料さんのSUPER H2Oと琢磨との関係がどうなったのかも気になっていた私でしたが、本日のイベントの傍らにはしっかりと新たなSUPER H2Oが置かれていて、琢磨との関係が終わったわけではないことを感じさせてもらえました。(これでまた引き続きSUPER H2O飲み続ける意欲がわきました。)

    さて、次なる注目は月曜日のホンダ記者会見ですね。

    IMG_2212.JPG


    追記:TNNさんのところで報道局長さんがYouTube動画アップされてましたので、ありがたくこちらにも掲載させていただきます。

    formula-web.jp:ホンダ,都内で会見を実施

    開幕直前にあたる3/10(月)、ホンダF1チームは都内で記者会見を開きF1活動について説明を行うことになったそうです。

    毎年このタイミングで行っている説明会を今年も開くものですが、この席上でSAF1についてどのような発表が行われるのか、また亜久里代表や琢磨の出席がどうなるかが気になるところです。

    F1通信:スーパーアグリ、交渉は順調 より

    SAF1のマネージング・ディレクター、ダニエル・オーデット氏がautosport.comに次の通り語ったとのことです。

    「すべては正しい方向に進んでいる」

    「チームはオーストラリアGPに間に合うようSA-08Aを準備している」

    「すべては3月5日に決まる。なぜならそれ以降はオーストラリアに荷物を送る時間的余裕がないからだ」

    ということで、まだ100%の安心を得られる状態ではないものの、一定の安心感を与えてくれるコメントを出してくれています。

    3/5・・・今日ですよね、間違いなく。交渉の結果がまとまり公式リリースとしてアナウンスされるのは日本時間の今晩中かと。明日朝起きた時には世界中にニュースが伝わっている・・・ことを期待したいと思います。

    交渉は大詰め!

    f1-live.com(英語)で、「Super Aguri possibly saved by team buyers - report」という記事が掲載されました!

    これはドイツの雑誌「Auto Motor und Sport」が報じたものを記事に起こしたものとのこと。
    記事を正確に読み取れませんが、投資家は複数いて、英国企業、中東のスポンサーそしておそらくドイツの投資家も含む複数の投資家で構成されているようです。

    これら投資家がSAF1の株式を100%買い取り、それでいながらチーム名は変わらず、チーム代表の座に留まるという趣旨のことが書かれています。

    ドライバーについては、琢磨が2008年と2009年の2年契約を結び、チームメイトはアンソニー・デビッドソンであるとのこと。

    そして車は、シーズン序盤はRA107をベースにリアエンド部のみホンダの2008型をつなげたマシンを、そしてシーズン後半ではRA108そのものを走らせることになるだろうと書かれています。

     

    投資家の正体が不明なのでまだまだ不安ですが、この記事が本当であれば、この数週間の中で世界中で予想された中ではもっとも良い方向の話に落ち着きそうな気配ですね。

    もう少し正確・具体的なニュースが入ってくるのを引き続き待ちたいと思います。

    <追伸>
    日本語の記事も来ました。
    SUPER AGURIが買収されたとドイツ誌
    私の英語の解釈は間違っていなかったようで、とりあえず一安心。

    昨日3/3に何らかの発表があるのではないか?とも噂されたSAF1の体制ですが、3/3は動きがありませんでした。

    そして、今日3/4。F1キンダーガーテンさんで『スーパーアグリから発表か?』という短い記事が掲載されました。以下、全文を引用させていただきます。

    スーパーアグリから発表か?
    Mar 4, 2008
     3月4日に信頼できる筋から入った情報によると、スーパーアグリf1チームから、2008年F1GPシリーズの参戦体制について、なんらかの発表が行なわれるという。

     発表の内容や時間などの詳細は未定だが、開幕戦に向けて、具体的な内容が明らかになると思われる。
    (MYS/Yamaguchi Masami)

    「信頼できる筋」というのがどこか解りませんので何ともまだ言えませんが、今日か明日にでも何らかのプレスリリースが出る可能性はありそうだ、ということまでは申し上げてよさそうです。

    発表される内容が、皆にとってハッピーな方向性のものであることを祈っています。

    SAF1の運営母体である、東京・青山「Aカンパニー」の秋田氏が、ロイターのインタビューに答えたとのことです。その内容があちこちで報じられています。

    オーストラリアGPに間違いなくSAF1の姿はあることを力強く語った秋田氏。しかしながら、売却に向けての動きについて100%売却の可能性も示唆しました。

    さて・・・泣いても笑っても、開幕まで2週間を切っています。何らかの交渉があるにしても、大詰めなのは間違いないところ。頼みますぜ、亜久里さん!