SAF1: 2008年6月アーカイブ

今宮雅子さんが「スーパーアグリF1ブログ」にて新たな記事を投稿してくれました。

SA05の思い出  

じゃじゃ馬だったSA05。押さえつけてドライビングするのではなく、マシンが走りたいように走らせてあげるのだと語った当時の琢磨。今思えば、幼い子供を抱える親の心境がそのまま出ているのかなぁ、と思います。幼児に対して大人の理論で無理を強いても、大人の思うような結果にはなりません。子供の目線に合わせて立ち、子供の目線で物事を捉えることで分かりあえる世界というのがあると思います。SA05を駆る琢磨の心境は、まさにそれだったのではないでしょうか。琢磨自身、結婚して子供を授かり、この数年は子育て奮闘中だったということで、それがSA05の操縦にそのまま生きたという事なのではないか、私はそう思います。

そういう意味では、やはり琢磨はBAR時代から比べれば一皮も二皮も剥けたことはやはり事実なんだろうと思いますし、今この瞬間F1マシンに乗れない辛さは人一倍強いのだろうと思います。

なかなか朗報が聞こえてきませんね。2009年の交渉をするにはまだ少々早い時期でしょうから、それも無理はないのですが・・・

f1-live.com:Honda、アメリカからのF1プロジェクトに尽力?

記事によれば、ポルトガルで報じられた内容として、「F1での活躍も有名なアメリカのエンジニア、ケン・アンダーソン」がアメリカチームを設立して2009年にもF1選手権にデビューかもしれないとのこと。

記事の内容が正しければ、ケン・アンダーソン氏はカナダGPにおいてホンダのゲストとして招かれロス・ブラウンおよびニック・フライとの会合を持ったとのこと。また、今週にはバーニー・エクレストンと会談するとも報じています。

そして記事によれば、ホンダは、エンジン、ギアボックス、KERSシステムを供給する方向で話を進めているそうです。

SAF1を見捨てて新チームに協力?という風に見てしまいがちですが、今回の件はシャシーの事に対する言及がなく、この問題が大きな引き金となって志半ばで撤退を余儀なくされたSAF1と違い、新チームとしてどこかのシャシーメーカーのアテがあるのであれば、ホンダとしてもウェルカムという所なのかもしれません。

また、ホンダとして北米市場のマーケティング戦略が重要というのもおそらくはキーポイントなのでしょう。

で、記事によれば新チームのドライバー筆頭候補として佐藤琢磨の名前が挙がっています。

名前が挙がる事は大変嬉しいことではありますが、多かれ少なかれチーム創設時にはトラブルがつきまとうと思われる状況に、琢磨が自ら進んで飛び込んで行く可能性がどれだけあるのか?微妙・・・・

有望な話し合いを行っているという。
何の保証もないとの報道ではあるが、
ホンダエンジンを搭載するチームが早ければ2009年にもデビューするかもしれない
Hondaに近しい情報筋によると
Hondaがエンジン、ギアボックス、KERSシステムを供給する準備が整っているとのこと
このアメリカチームは北米ホンダが支援、アメリカ国内からのサポートも得られるようで、
コックピットに座るドライバーとしては佐藤琢磨が筆頭候補
今回の報道にはアンダーソンのF1チームの正式発表は真夏の時期にもなされるとある

formula1.com:

Berger exclusive - customer cars, the FIA Presidency, and those sale rumours

トロ・ロッソの共同オーナーであるベルガーが、formula1.comの独占インタビューに答えている記事です。

中では、フォース・インディアとの間のカスタマーカーにまつわる訴訟問題について以下の通り触れています。

Gerhard Berger: Well, the situation has definitely changed since Super Aguri dropped out of the championship, as now all ten remaining teams are eligible for the TV money allocation.

曰く、「SAF1がF1選手権から脱落したことによって、カスタマーカー訴訟問題の状況は明らかに変わった。残された全ての10チームはTV放映権の収入分配にありつけることになったからだ。」といったところでしょうか。

まぁ、もちろん事実なわけですが、SAF1が「drop out」って・・・
寂しい・・・

今宮さんブログが更新されました。タイトルは、「モントリオールで鮮やかに蘇った、スーパーアグリに可能だったこと」。

今宮さん、毎度心に染みる記事をありがとうございます。(こちらの感謝の言葉が稚拙なのが恥ずかしい限りです。)

今年のカナダGPの事と話をつなげる形で、SAF1と佐藤琢磨が最も光り輝いた2007年のカナダGPを改めて振り返られています。

私が一番心に染みた、あるいは「へぇ!」と思った部分のみ勝手ながら抜粋転載させていただきます。

  • まるでスーパーアグリが今も走っているように、モントリオールの2コーナー出口にはスーパーアグリへの“ありがとう”のメッセージや琢磨を応援するフラッグが並んだ。
  • 「去年の最終スティントでは、フェルナンドが佐藤琢磨に抜かれた。みんなもよく覚えていると思う」
    08年カナダGP、ロバート・クビサとともにBMWザウバー初の1-2フィニッシュを飾ったニック・ハイドフェルドは、スーパーソフトで40周以上走った第2スティントの難しさについて訊ねられた時、こんなふうに去年のレースを例に挙げた。
  • 「入るよ!って叫んでピットに入ったんだけど、その瞬間にはもうガレージの前にいた。僕らのピットはいちばん手前だから」
    筋書きも事前打ち合わせもない、メカニックもびっくりのピットインだった。レース後には「急に入ってこないでくれって言われた」と、琢磨も笑った。しかしチームは冷静にタイヤをソフトからスーパーソフトに交換、エンジニアは「給油は行なうな」という指示をきちんと出していた。
  • 今回のモントリオール、ギアボックストラブルやマシンの不調によってピットスタートを余儀なくされたジェンソン・バトンとHRF1は、スーパーソフトでの走行を避けるため、実は昨年のSAF1と同じ作戦を採用しようとした。
  • その後、チーム代表のオフィスの静かな環境の中、琢磨の喜びの声を聴いている最中、突然、ノックも“エクスキューズミー”も無くオフィスに入ってきて、ひとりうわべの称賛を乱発して出ていったのが現HRF1のCEOだった・・・こういう人の下では、チームはけっしてまとまらない。

カナダGP・モントリオールにSAF1の横断幕が!

詳しくはアグリ場のDaDaさんの日記を見ていただくとして、ここではGPUpdate.netさんから拝借した写真のみ。これ以上、言葉は要りませんよね?!

 2008-canada-saf1.jpg

DaDaさん、ありがとうございます!きっと北米のSAF1ファンの皆さんを始め、関係者の皆さんの心にも染み渡ることと思います。

今宮雅子さんのブログ、『「スーパーアグリF1チーム」全戦密着現地直送ブログ』に最新の記事が投稿されました。

最後まで“エレガント”であり続けた、小さなチーム

最後の方の印象的な一部分のみ転載させていただきます。

鈴木亜久里の心を支えてきたのは、いつもチームのメンバーとドライバーたちの笑顔だった。モナコで佐藤琢磨に会った時、彼がインタビュー外でもいちばん口にしたのは一緒に戦ってきたチームのことであり「亜久里さん」のことだった。
F1界でもっとも小さく、もっともオープンで、共感が持てるチーム------フランス人たちが“エレガント”と評したのは、SAF1に溢れていた品格。最終的に、それは汗と油の匂いのする、人に対する敬意であったのだと思う。

今宮さん、いつも心に染み渡る記事をありがとうございます。
(こちらのブログが閉鎖しないことを祈るばかりです。)

世の中的には、そろそろカナダGPの週末です。そして、FIA会長モズレーが昨日の信任投票でなんと信任され、アメリカがFIA脱退だとかFIA分裂だとか穏やかならざるニュースが飛び交っています。

しかし、相変わらずF1ニュースにイマイチ身の入らない私がいます。

SAF1公式サイトに、6/1付けで亜久里代表からのメッセージが掲載されました!

 

スーパーアグリF1チームは2006年から2年4ヶ月の間戦い続けました。

F1という厳しい世界で活動をしていく中で、多くの人々に支えられてきました。

みなさんの熱い想いにもたくさんの力をもらいました。

応援してくれた人もすべて、一緒に戦ってきたチームの一員だと思っています。

その記録はアーカイブとしてここに残しておきたいと思います。

みなさんへの「ありがとう」の気持ちとともに。

2008年6月1日
鈴木 亜久里
 

www.saf1.co.jpという公式サイトを消さずに残してくれるという、とてもとても嬉しい決断をしてくれた亜久里代表に感謝、感謝です。

ということは・・・「アグリ場」は?と思ったらアグリ場の方にもうれしいメッセージが!!

 



アグリ場について

アグリ場は、SUPER AGURI F1 TEAMの公式ファンクラブ「SAF1プレミアムクラブ」と共に、
チームを応援するWebサイトとして2007年5月にオープンいたしました。
約1年という期間でしたが、皆さまからの多大なるご支持を賜り、
チームに「みんなの想い」を伝えられたと確信しております。

その「みんなの想い」と共に、応援の軌跡をここに残します。

2008年6月1日
アグリ場運営事務局

 

アグリ場の存続実現は、おそらくキノトロープの関係者の方々の寛大なサポートがあってのことだと思います。本当に、本当に、亜久里代表やAカンパニーの皆様、そしてキノトロープの皆様に感謝感謝です。これからも引き続きアグリ場でSAF1ファンや琢磨ファンの「アグ友」さん達と思い出を語り合えるのを楽しみにしています。

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